明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

08«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»09

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 /  Trackback -- /  Comment --

△page top

わたしたちの田村くん 

わたしたちの田村くん (電撃文庫)わたしたちの田村くん (電撃文庫)
(2005/06)
竹宮 ゆゆこ

商品詳細を見る
読書期間:2010/7/20~2010/7/21

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
ラブコメ
青春




 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7





 「中学生活最後の夏」という魅惑のフレーズに浮かれるクラスから取り残されていた田村くんの前に現れたのは、進路調査票に「故郷の星へ帰る」と書き続ける不思議少女系、松澤小巻だった。
 受験直前のバレンタインデー、田村くんの部屋に投石して窓を粉砕&チョコを誤爆したのは、学年随一の美少女にしてクールなツンドラ系、相馬広香だった。
 そんな変わり者の女の子二人と、空回りしながら奮闘する田村くんが贈る、おかしくてちょっと切ないラブコメディ―。
 「電撃hp」で人気の『うさぎホームシック』『氷点下エクソダス』に、田村をそそのかす男・高浦とその奇妙な妹を描く番外編を加えて待望の文庫化!

【感想】


青春の切なさが入り混じる竹宮ゆゆこさんのデビュー作品。
「とらドラ!」が面白かったので、こちらにも手を出してみました。

なるほど、この時期から既に独特な突き抜け方と、微妙にリアリティのある切なさが売りだったのか。
真面目なんだかふざけているのか分かり辛いので、このノリは人を選ぶでしょうねー。
「とらドラ!」が楽しめた人なら、こちらも気に入って貰えるかと思います。
刊行順的には、逆なんですがね。

というわけで、面白かったです。
著者の本を読むのが久しぶりだったというのもあって、文章が懐かしかったですね。

主人公の田村雪貞は基本的に馬鹿で、行動が非常に短絡的です。
しかし、別に何も考えていないというわけではなく、中高生特有の見栄や照れなどが巧く表現されていて、不思議なぐらいに面白いキャラクターとなっています。
駄目なところもいっぱいあるのですが、何だか憎めません。

そんな田村が中学時代に親しくなろうとアプローチする不思議系おっとり少女の松澤小巻、高校入学直後に因縁ともいえる関係で急接近するツンドラ系の相馬広香との青春ラブコメを描いた話がメインとなります。
どちらの女の子も一見変わった性格に見えますが、それには大きな理由が隠されています。
秘密を知った田村が、彼女たちの抱えるものを解放していくといったストーリー展開は、ギャルゲー的な印象を受けました。

この著者の作品って、ラブコメとカテゴライズされているけど、どうにもしっくり来なかったり。
ラノベのラブコメというと、もっと無茶な展開やドタバタな日常風景がありがちなんですが、それがないんですよね。
意外にも真っ当なシリアスな話が挿入され、だけど重すぎないようギャグ色を混ぜている手法が、絶妙なブレンドとなっていて、面白いんだけど切なくもさせてくれます。
中途半端とぶった切るには、なかなか高度なバランス感覚だと思いますよ、これは。

逆に、ヤスさんのイラストは、同じキャラを描いているはずなのに、バラつきがありますね。
可愛い絵もあるんだけど、統一感がもう少し欲しかったかも。

それにしても、このタイトルはどうにかならなかったのだろうか。
ハーレム系ラブコメだと誤解を受けてしまいますよ。

少しおバカな男が、殻に籠っている女の子の心を解き放つ青春ラブコメディ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  わたしたちの田村くん  竹宮ゆゆこ  ヤス  評価B 

△page top

« ワーネバプレイ日記 Part5 ナルル王国192年12日~13日
ワーネバプレイ日記 Part4 ナルル王国192年11日 »

この記事に対するコメント

作風

 『とらドラ!』の作者の最初の作品ということで、随所に『とらドラ!』の原型みたいなものが感じられました。

 2巻を未読の状態での感想なんですけど、竹宮先生の場合、一人の男が幸せにできるのは一人の女の子だけだということが、他の先生の作品以上に明確な気がするので、松沢小巻編と相馬広香編で、別々の男を用意してほしかった気がします。

 2作品ほど、読了済みなのに記事が新鮮な時期にコメントすることを逃した作品がありますが、やっぱり記事が新鮮な時期の方がコメントをつけやすいです。今後も、油断せずチェックしていきたいと思います。

URL | 紫電 #-

2010/11/27 18:50 * 編集 *

>紫電さん
「とらドラ!」の原型という言い方はよく聞きますね。
これがあったからこそ、「とらドラ!」が生まれたんだろうなというのが、よく分かります。

あくまで1巻は土台作りのための話だったんだろうなと思いますね。
少女漫画では頻繁に見かける手法ですし。

辛口評価となってしまった2巻ですが、読む価値はあると思います。
責任はとれませんけどねw

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2010/11/29 23:40 * 編集 *

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

△page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://akikakeru.blog117.fc2.com/tb.php/947-e71f73d8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。