明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない6 

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈6〉 (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈6〉
(電撃文庫)

(2010/05/10)
伏見 つかさ

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読書期間:2010/6/18~2010/6/19

【評価……B
発想 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
コメディ





 ★★★★★★☆☆☆ … 7






 ヤバイ。
 桐乃ヤバイ。
 俺の妹マジヤバイ。
 まず偉そう。もう傲岸不遜なんてもんじゃない。超居丈高。「オマエ何様」って妹にきくと、「チッ」って舌打ちするだけじゃなく、その後腕組んで「うざい」って睨みかえしてくる。
 スゲェ!なんか遠慮とか無いの。妹なんだから兄貴のことを敬って、もっと仲良くしなきゃいけないんじゃ――と思っていた時期が俺にもありました。
 けど桐乃は違う。そんなの気にしない。むしろ誇らしげ。
 とにかくお前ら、ウチにいる妹のヤバさをもっと知るべきだと思います。そんなヤバイ桐乃と一緒にいる俺、超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


絶賛アニメ放送中の俺妹第6弾。
読んだのは、もう今から4ヶ月も前ですから、アニメ化発表ぐらいの時期ですけどね。

表紙に京介がデカデカと載っている……!
桐乃の心境の変化が如実に表れている絵ですねぇ。

桐乃が帰国し、また戻ってきた日常を綴る全4章。
気付けば脇役もかなり増えているので、話のネタには困らないようです。
1章があやせ&加奈子、2章が赤城兄妹、3章が沙織を中心としたいつもの面子、4章が桐乃の話となっています。

一番良かったのは、3章の沙織メインの話。
初期メンバーにも関わらず、謎に包まれていた私生活がようやくベールを脱ぎます。
ベタな展開ではあるけれど、沙織の素顔にはやられました。
ただ、散々引っ張ってきた伏線の一つの割には、尺が短くて少々物足りなさも感じましたね。

帰ってきた桐乃は、やっぱりムカつきますな。
黒猫に対してデレを見せるシーンも増えてきたけど、それでも可愛いとはとても思えません。
ブラコンチックな面が出てきてはいますが、それが逆にウザったいと思う自分は絶対に妹属性はありません。

そして、京介……お前変わっちまったな……。
随所にあるツッコミが、もれなくエロゲー脳と化していて、非常に残念なことになっています。
Hシーン突入とかソフ倫の審査とか、以前では考えられなかった単語がズラズラ。
まともな兄貴であるところが好感持てたんだけどなぁ。
面白さもあるけれど、ちょっと引くレベルでした。

とまぁ、言葉にしてみると否定することばかりが口に出てしまうのに、キャラは立っているおかげで何故か楽しめます。
コメディ小説だからこそ許されるノリなんでしょうね。

ラストの引きは、瞬間的には驚いたものの、次の展開は読めますね。
個人的は好ましくない展開なのですが、どうなることやら。

サブキャラの短編集といっても差し支えのないぐらい独立した全四編

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  俺の妹がこんなに可愛いわけがない  伏見つかさ  かんざきひろ  評価B 

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第1話「俺が妹と恋をするわけがない」 »

この記事に対するコメント

 このシリーズのコメント内容は、読了後すぐに書いて保存しておいたものになっています。次巻のネタばれコメントを避ける意味では、この形式は大変役に立ちました。

 さて、今巻はコメディ重視の話になると予告されていました。その通りの内容で、秋空翔さんも書かれているように、短編集みたいなノリでした。
 そのおかげで、可奈子にもまた光が当たったりするのはありがたいことです。

 それにしても、作者か編集者さんかの誰かが、『このキャラをこのまま埋もれさせるのは惜しい』と考えたキャラは、何だかんだで再登場するものなんだなあ、と感心しました。このキャラたち、今後も出番が多いといいなあ、なんて思っています。

 今更ですが、この作品のいいところのひとつに、学年っていう枠を超えた人間関係っていうものがあると思います。桐乃と黒猫も、出会ったのが学校だったら、さすがに今みたいな間柄になるのはかなり難しかったんじゃないかと思います(今考えてみると、そうでもないような気もしますが)。 よくある学園ものだと、1学年の差が天と地ほどの差になったりしますけど、この作品では、それぞれがそれぞれの学年で、働いていたり、目標に打ち込んでいたり、まったり学生生活を楽しんでいたりしています。それって、当たり前のことではあるんですけど、意外とすごいことのように思えました。

 さて。ありましたね、沙織のターン。これだけで、このシリーズがここまで続いてくれて本当によかったと心から思えます。 メガネが人格切り替えのスイッチみたいになっているところも、これはこれでありだと思えます。
 あと、作者さんがほぼ同年代なので、おもちゃなどのネタが分かるというのも、ありがたい共通認識だと思いました。登場キャラたちの年代だと目にする機会のないものも、中にはあるだろうなあ、と思います。 あと5年くらいは、おおよその主力のライトノベルで、この感覚が楽しめるかなあ、と思っています。

 『単なる漫画好き』とか『単なるゲーム好き』という状態から、『もはやオタクであることを認めざるを得ない状態』になる時の境目っていうのが、意外に曖昧だよなあ、と感じます。僕自身、オタクであることを認めざるを得ない状態になってから、まだ5年経ってない気がします。 京介は、シスカリをクリアしたあたりで、オタク側に足を踏み入れたのかもしれませんね。
 『ソフ倫の審査』などの表現は、かなりきてましたねえ。ある程度、読者層にはそういった表現も通じるだろうと考えてのことでしょうか。 京介のオタク化自体は、巻を追うごとに徐々にという感じでしたから、わりと受け入れやすかったです。

URL | 紫電 #-

2011/02/25 20:09 * 編集 *

>紫電さん
元々初期から4編の短編をまとめたシリーズだったわけですが、今回は繋がりが皆無ですからね。
短編風味に感じられるのも至極当然なのかもしれません。
サブキャラも増えましたから、やろうと思えばいくらでも続けられそうな予感もします。
その一方で、麻奈美の出番が削られ過ぎているのが気になります。

待ちに待った沙織のターンは、感想にも書いた通り、多少物足りなさがありましたけど面白かったですね。
あまりに古典的なイベントでしたが、だからこそ安心して楽しめたともいえるのかな。

作中で約1年経っている状態ですから、京介もオタク化するのも理解はできるんですがね。
妙な形で知識を吸収しているもんだから、染まり方が濃い気がします。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2011/02/27 01:29 * 編集 *

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