明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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ベン・トー5.5 箸休め~燃えよ狼~ 

ベン・トー  5.5 箸休め~燃えよ狼~ (集英社スーパーダッシュ文庫)ベン・トー 5.5 箸休め~燃えよ狼~
(集英社スーパーダッシュ文庫)

(2010/04/23)
アサウラ

商品詳細を見る
読書期間:2010/4/29~2010/5/2

【評価……B+
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
バカ
ギャグ
変態



 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8




 半額弁当争奪バトルに青春を賭ける佐藤洋は、HP同好会の面々と共に、従姉の著莪あやめの高校の文化祭に繰り出す。高校生の一大イベントを楽しんでいたが、あの引きが強すぎる少女・あせびちゃんの手作り弁当が事件を巻き起こし事態は一変。佐藤は命懸けの弁当争奪戦に参戦することに…!?
 その他にベン・トーファンタジー編や、名もなき「狼」をフィーチャーした短編、そして禁断の「筋肉刑事」の一部ストーリーなどを収録!「狼」たちよ、考えるな、感じるんだ!
 箸休めにならない箸休め、庶民派シリアス・ギャグアクション、灼熱の5.5巻!MAYDAY MAYDAY。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


熱血半額弁当争奪バトル、シリーズ初の番外編です。

5巻直後となる文化祭エピソードの書き下ろし他、ウェブ上に公開されている各キャラの短編、そして筋肉刑事のあらすじを網羅したカオスな短編集となっています。
話の質や長さにバラつきがあるものの、基本的に面白さが先行している点はさすがですね。

その中でも、1章の「鳥になった男たち」は飛びぬけて面白かった。
ヒロインが勢揃いした豪華な文化祭が一転、いつの間にやら男臭い汗まみれの展開になっていて吹いたw
これはこれで興味深いと思ってしまう自分は、既に白粉菌に感染しているようです。
愚直で濃厚な漢たちと、可憐だけれど牙や毒を持つ女性陣の絡みが、面白さを何倍にも引き上げてくれますね。
ギャグ全開の回は、佐藤の脳内暴走が清々しいほどにおバカで、楽しすぎます。

笑いが止まらなかった1章に対して、2章の「首なしの白き巨人」は、個人的に合わず、正直つまらなかったです。
番外編だからこそできるパラレルの話で、意欲は買うけれど、如何せん中途半端でした。
ファンタジーを書きたいのなら、一から書くべきでしょうね。
「ベン・トー」では、良くも悪くもキャラが強すぎるんですよ。
やっぱり、このシリーズは、シュールなギャグがあってこそ熱血展開が引き立つのだと再認識ました。

3章以降は主にウェブ公開されている短編が収録されています(若干加筆&修正あり?っぽい)。
大半が既に読了済みということもあり、新鮮さはなかったですが、読み直してみても面白いと思えるものが多かったです。

お気に入りは4章の「名もなき狼たち」。
佐藤のホームでよく戦う坊主&顎鬚&茶髪のお話で、彼らの心境が垣間見ることができます。
坊主と顎鬚の初イラスト化されていましたが、どう見ても高校生に見えないw
茶髪の顔が描かれていないのが残念なような、想像できる余地を残してくれて嬉しいような微妙な気分。
胸だけはしっかりとデカデカ描いてるのは、まぁGJと言っておこうw

そして、章の合間に挿入される筋肉刑事のあらすじがガチムチすぎて笑えますw
BLネタは得意というわけではないのに、実際に読んでみたいなぁと思わせてくれるところが凄い。
言葉のチョイスに非凡なセンスを感じずにはいられません。

最近ようやく分かったのですが、他のバカコメディ作品と最も異なる点は、この変態さ加減なのではないでしょうか。
特に今回は、まともに争奪戦が行われているわけではないので、より変態度が磨きがかかっています。
この味付けの濃い文章はヤミツキになりますなぁ。

白粉とあせびちゃんが大活躍するガチムチ多めのシリーズ短編集

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ベン・トー  アサウラ  柴乃櫂人  評価B+ 

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この記事に対するコメント

鳥は不自由

 「鳥になった男たち」はすごかったですね。 この話がすごくいいと感じてしまうのは、実はとてもやばいんじゃないかと心配していましたが、秋空翔さんも評価されていてよかったです。 多分、今までの話を読んできた人たちには、充分受け入れられる範囲なんでしょうね。 いや、それにしてもすごかった。

 弁当のおかずにも、一品ごとに違った役割があるように、今回の短編集は、長さも方向性もバラバラになっていますね。 後日談という形の短編はたしかに嬉しいですが、やや図式化しやすいかな、と思います。やっぱり、アサウラさんの本分は長編にあるような気がします。己の信念を賭けた熱い戦いは、物語全体のボリュームがあってこそ盛り上がる、みたいな。

 後輩世代や沢桔姉妹が気軽に登場することによって、普通に女の子が多めになることに、安心感を感じたりしました。


 あせびちゃんのすごさが、最大限に発揮される作風だよなあ、と思います。 プラスチックとか、想像しただけでぞくぞくします。

 いつか筋肉刑事で1冊描いてくれることを信じて待ってみます。

URL | 紫電 #hfCY9RgE

2010/06/27 10:44 * 編集 *

>紫電さん
1章が面白いと感じるのは、明らかにこの作品に感化されたせいだと思います。
筋肉ネタなどが、ここまで笑えるとは思いもしませんでしたし。

本編でも1章だけは別枠であることが多いので、中編以上の長さであれば輝くことができる作者さんなのではないかなと思っています。
短編が悪いといっているわけではないのですが、やはり熱を込めるには量が必要ですしね。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2010/06/28 23:11 * 編集 *

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