明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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世界平和は一家団欒のあとに⑨ 宇宙蛍 

世界平和は一家団欒のあとに〈9〉宇宙蛍 (電撃文庫)世界平和は一家団欒のあとに〈9〉宇宙蛍 (電撃文庫)
(2010/02/10)
橋本 和也

商品詳細を見る
読書期間:2010/2/26~2010/3/1

【評価……B
発想 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
家族愛
ラブコメ




 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7





 ある日、軋人と柚島は七美から一人の少女を預かるよう頼まれる。
 ナナというその少女を、七美は銀河連邦とともに行った惑星探査の際に拾ったという。柚島の家で世話をすることになり、ナナがどちらにより懐くか無駄に競い合う軋人と柚島だったが、あたりには不穏な気配が漂いはじめ――。
 どうやら七美はその少女をめぐり銀河連邦との関係をこじらせているようだった。一人の少女の庇護者として、地球の代表者として、七美は決断を迫られる。一方、弟である軋人の取る行動は!?
 満を持して、一家最強、天下無双の七美メイン巻です!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


世界平和よりも大事なことがあるというテーマで描かれる宇宙規模の家族物語、第9弾。
今回は、地球の命運と一人の少女を天秤にかけたヒーローのお約束的ストーリーです。

遂に七美の出番がやってきました。
特殊能力を持ち合わせた星弓家の中でも、突出した力を持つ次女・七美。
そんな彼女が強大な敵をぶちのめす爽快なSFアクション――ではなく、あくまで家族愛に焦点を合わせるのはタイトルに偽りなしであり、徹底していて見事だと思います。
似たような展開ばかりではありますが、裏を返すとそれは、安定感抜群で期待通りの内容だとも言えます。

これまで、横暴だったり調子のいい性格が目立った七美の家族思いな一面や、優しさが感じられるエピソードがテンコ盛りでした。
家族間の思いやりや信頼などが、羨ましくなるのと同時に、こちらまで嬉しくなりますね。
いい家族だよなぁ、星弓家って。

今回、七美以上に彩姉ぇが格好良くて、改めて惚れました。
クールで知的で、妹の考えを尊重しつつ協力を惜しまないお姉ちゃんって最強じゃないですか。
七美が悩む姿を見て、さり気ない距離で立ち振る舞う彩姉を見ていると、やっぱり長女なんだなぁと思わされますね。

一方で主人公とヒロインの二人は、子どもを加えて家族ごっこをしていました。
今更言うまでもないのかもしれませんけど、軋人と柚島の二人の親密さは、恋人というより明らかに家族ですね。
青春を通り越して、夫婦喧嘩しているようで、ある意味呆れますw
何でお前らそれで付き合っていないんだよと突っ込むのも馬鹿馬鹿しいといいますか、犬も食わないってのも頷けるといいますか。早く結婚してしまえよ!w

世界の重さを認識しつつも、優先するのは常に家族であるところが、この作品の登場人物たちに好感が持てるところです。
理想論でも信念でもなく、それが俺たちなんだと胸を張っている様がカッコイイんですよね。
やっぱりこのシリーズ、好きだなぁ。

10巻で終わりなのか、それとも最終章の幕開けなのかは分かりませんが、最後には一家団欒で締めてくれることは間違いないでしょうね。

世界平和と対比することで、より一層、家族の大切さと温かさを教えてくれています

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  世界平和は一家団欒のあとに  橋本和也  さめだ小判  評価B 

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この記事に対するコメント

 宇宙規模の話となると、やはりどうしてもピンとこない部分がでてきます。わかりやすく書かれていたとは思いますけどね。 とりあえず、この巻が最終巻でなくてよかったと思います。「ラス前にぱーっと壮大な話をやって、ラストはわりと身近なところで締めたい」それが、この作品に関わった人の主流の意見になるんじゃないかな、と考えます。

 毎回誰かを救う話になるんですが、七姉に男っ気は似合わないということで、今度もまた、子供の話になりました。
 真面目なゲストキャラも結構よかったです。七姉の相方となると、必然的にああいう性格になるんでしょうね。

 軋奈がいてもおかしくなさそうな回想シーンで、当然のように軋奈がいなかったことは結構悲しかったです。

 今回美智乃が駆り出されなかったのは、戦力として云々よりも、出番の調整という気がしてなりません。刻人の方はたしかに、今回の戦いには不向きかな、という気がしましたけどね。 でもまあそのおかげで、彩姉にお鉢が回ってきたので大歓迎です。彩姉がやっぱり長女なんだな、というのは、僕も感じた部分です。

 柚島と軋人は、ほんと、いつの間にかこうなってましたね。もともと、遠慮する間柄でもなかったわけですが、いつもなにがしかのトラブルに巻き込まれて、守ったり回復したりしているうちに、自然とこうなっていたという感じでしょうか。

 このシリーズもまた、秋空翔さんの紹介がなければ出会うことがなかった本だと思います。かなり楽しめて、読んでよかったと思いますよ。

 思えば、御堂彰彦先生と御影瑛路先生の共通の読者ということで話があって、それから他の作家さんの作品にも手を出してみようということで、アサウラさんと平坂読さんと橋本和也さんの作品と出会うことができて、本当によかったと思います。

URL | 紫電 #hfCY9RgE

2010/08/14 12:43 * 編集 *

>紫電さん
七美の話なので、もっと壮大なスケールになっても悪くなかったんですけど、そうすると軋人の出番がなくなっちゃいますからね。
家族愛をテーマに描いたシリーズなので、これで良かったんだと思います。

軋奈については、下手に登場させると、読者に別の感情を想起させるので、あえて削ったんだと解釈しています。
まぁでも、多少不自然には感じましたがね。

星弓兄弟の中の実力TOP3は、七美・彩姉・軋人の年長組だという展開は結構燃えました。
軋人はまだちょっと成長過程ではあるものの、先行する二人に付いて行っているのがイイ。
そして何よりも、彩姉の活躍については、嬉しかったですよね。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2010/09/20 23:36 * 編集 *

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