明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない5 

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉 (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉 (電撃文庫)
(2010/01/10)
伏見 つかさ

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読書期間:2010/2/19~2010/2/20

【評価……B
発想 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
コメディ
パロディ




 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5





 「じゃあね、兄貴」――別れの言葉を告げ、俺のもとから旅立った桐乃。……別に寂しくなんかないけどな。
 そして新学期。
 平穏な高校生活を謳歌する俺のもとに、奇妙な後輩が現れる。
 「おはようございます、先輩」
 俺は、黒猫の人間としての仮初めの名を知り、より深い“絆”を築いていくことになる。“絆”と“親友”。ともに大きなものを失った二人は、数多の思想が渦巻く校内で、“魔眼遣い”の少女と対峙する。
 “稀少能力”を持つ少女に、俺と黒猫は圧倒され、異空間へと誘われ……!!
“日常”と“非日常”が交差するとき、物語は始まる――!!/td>

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


オタク妹の影響で、微妙にオタク要素を理解できるようになってしまった主人公のコメディ作品。

前回のラストで予想が付きましたが、黒猫メインのお話でした。
俺の後輩がこんなに可愛いわけがない」というタイトルが相応しい内容となっております。

今回は精神的に楽だなぁ、というのが率直な感想。
基本的に、このシリーズは桐乃の言動に腹を立てつつも楽しむのが常だったものですから、穏やか過ぎて不思議な気分です。
桐乃の存在は、作品としては必要なんでしょうけど、出番は控えめでもいいですね。
京介じゃないんだから、別に寂しいなんて思っていませんよ?w

黒猫が普通に可愛いですね。
あくまで後輩の立場としてではありますが。
素直ではないけれど、慕ってくれる年下の女の子がいると、男はやる気を出すものです。たぶん。

高校生活に馴染めていない黒猫を見かねて、京介がフォローするという展開は、定番ではあるものの、だからこそ安心して楽しむことができます。
ストーリーラインはほぼ予想通りでしたが、キャラ同士の会話が楽しいので退屈することはありません。
新キャラも、イイ感じに痛々しくてキャラが立っていました。

しかし、メッセージ性が強いためか、少し教臭く感じてきたのは気のせいでしょうか。
作者の声がキャラを通して漏れて聞こえてきたような感覚がありました。
だがそれがいい。
もっと、叫びたいこと言いまくってしまえw

第4章だけは微妙だったかなぁ。
こういう考え方をする人間もいるというのは、リアルでもいることは知っていますけどねぇ。
今後の展開のために、無理矢理に軌道修正を図ったように感じられて嫌でした。

相手が実の妹から後輩に代わったことで、ラブコメ要素も強まっていました。
個人的には麻奈美を推すけれど、京介との関係は青春どころか仲の良い老夫婦って感じだから、たまには年相応の若々しいエピソードも必要ですねw

黒猫のぼっち脱出計画を企てる京介の世話焼きが微笑ましい

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  俺の妹がこんなに可愛いわけがない  伏見つかさ  かんざきひろ  評価B 

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この記事に対するコメント

黒猫

 アニメの説明ありがとうございました。ということは俺の妹の2期の頃には、作中も現実世界も、時代が変わってそうですね。

 秋空翔さんの1冊ずつに対する評価は各巻ともほぼ横ばいなのに、物語の展開は波乱万丈なのが面白いなあ、と思いました。それだけ、いい意味で文章が安定しているということなんでしょうね。 

 桐乃不在。今まで、物語の中心となって、京介の平穏をかき乱し続けてくれた桐乃が、突然アメリカに行ってしまいました。で、気付いた時にはすっかり京介もオタク側の人間になっていました。桐乃を通じて築き上げた沙織や黒猫との友達関係も、京介の中ではかなり大きくなっていますし。 桐乃が出てこないことにより、桐乃の存在感というものをひしひしと感じました。果たしてこの桐乃不在を、作者さんと編集者さんと読者のみんながどこまで我慢できるか、という我慢比べみたいな印象を持ちました。

 ゲーム作りの実際についても、同人誌とかの時と同じように、門外漢にも分かるように説明してくれるところがよかったです。プレゼンを聞いていると、うんうんなるほどなあと納得してしまいました。

 新キャラ、キャラ立ってましたねえ。メンツの濃いこの作品に参戦してくるにふさわしい領域でした。この子の持つスキルですけど、ひょっとして、この子自身が愛してやまないジャンルとも、関連性があったりしませんよね?

 黒猫に関しては、これまでの物語の中で培ってきた成長がしっかりと感じられてよかったです。ゴスロリな黒猫、アニメ9話の黒猫の私生活、そして後輩としての黒猫。読者人気にも後押しされて、不器用でまっすぐな生き様を、しっかり見せてくれたと思います。 表に出てくる感情が少ないので、自然と黒猫のことをたくさん観察するようになるという循環は、上手くできてるよなあ、と思います。 あと、羞恥心がずば抜けているというのも、おいしくいじりやすい要素だと思いました。

 麻奈美は、今までは本妻の余裕というか、『京ちゃんが実妹ENDになるわけがない』みたいな感じで落ち着いていましたが、さすがにちょっと気になり始めたんじゃないかなあ、と深読みしました。本妻に求められることは、『何があっても動じない』というスキルですから、あんまり揺れない方がいいんですけど……。また、今巻でも麻奈美のいいところは散見できました。

 第4章は、この辺りが編集者さんの我慢の限界だったんじゃないかなあ、って感じました。「真打ちのために、私たちで舞台を温めておきました」といったところでしょうか。

 ところで、黒猫を気に入るつもりで見始めた今作で、僕は謎めいた沙織さんに惹かれてしまいました。けど、残りの既刊6・7巻の間に、本当に沙織さんのターンがあるのか心配になってきています。

URL | 紫電 #-

2011/02/16 21:21 * 編集 *

>紫電さん
アニメ感想のときだったかに書いた覚えがありますが、僕個人としては俺妹はそんなに高評価していません。
もちろん面白いと思っているから買って読んではいますけどね。
なので、いつも評価が同じぐらいに落ち着くわけです。

桐乃退場から帰国までの流れは、おそらく当初の予定通りでしょう。
例のアンケートの結果が出るまでに時間がかかりますし、テコ入れや黒猫の掘り下げも必要だったので、随分前から決まっていたのではないかなと思いました。
桐乃不在ってのは、個人的にはありだったので、我慢もなにも別に帰ってこなくても良かったですw

黒猫がメインヒロインを張っているということもあり、純粋に楽しんで読めた巻でもありますね。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2011/02/17 23:47 * 編集 *

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