明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

04«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»06

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 /  Trackback -- /  Comment --

△page top

人類は衰退しました5 

人類は衰退しました 5 (ガガガ文庫)人類は衰退しました 5 (ガガガ文庫)
(2010/01/19)
田中 ロミオ

商品詳細を見る
読書期間:2010/2/17~2010/2/18

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
ほのぼの
ダーク
パロディ



 ★★★★☆☆☆☆☆ … 5
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8




 わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の“調停官”であるわたしのお仕事。
 そしてこの仕事に就く前、多くの時間を過ごしたのが≪学舎≫と呼ばれる人類最後の教育機関です。寄宿舎で出会った友人たち。RYOBO230r。秘密の倶楽部・のばら会。感傷に浸るにはまだ早いのに、なぜ思い出すの……?
 里に現れた侵略者!奪還チームを組んで地下に潜ったわたしたち――死亡!?ピロリロリン♪でCONTINUE?

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


1年以上のインターバルを挟み、帰ってきた田中ロミオ氏の人気シリーズ。

無邪気な妖精さんたちの可愛らしさにほのぼのとさせられるのが最大の魅力……だったはずですが、今ではブラックユーモアが売りとなっていますね。
隠し味の調味料に近い刺激だったはずが、いつの間にか作品そのものの味を左右するまでに。
盛り込まれている内容は同じでも、バランス配合が変わると印象が大きく異なる一例ですね。

ギャグとしては笑えるのですが、内容はかなり黒いので、人を選びます。
個人的には、妖精さんのゆる~いコメディが好きで読んでいる作品ですから、惜しいなと思ってしまいました。
風刺ネタは嫌いではないですし、実際面白いんですけどね。

前半の「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」は、“わたし”の学生時代のお話。
凡庸に見えて、実は相当捻くれた性格をしている彼女の成長段階が描かれています。

これがまた生々しいのなんの。
未成熟な精神構造や、反抗的な物事の捉え方など、身に覚えのあるものばかりで、苦笑いさせられました。
己を守るために殻に籠りつつも人恋しい彼女が、学友と共に過ごしていくうちに、性格が丸くなっていく様子が見ていて嬉しかったですね。
全体的にシリアスで、ほのぼのとした雰囲気とはかけ離れているけれど、温かみのある良いお話でした。
あと、後輩の<巻き毛>のキャラ設定が色んな意味でドロドロと濃くて良かったですw

後半の「妖精さんたちの、いちにちいちじかん」は、恒例の妖精さんパワーによる環境変化のお話。
今回は、クスノキの里や住人がレトロゲーの設定に巻き込まれた展開。

敷居の高いネタだなぁ……w
主にファミコン時代のゲームネタなわけですが、半分ぐらいしか分かりませんでした。
読者にゲームの知識があるかどうかで、面白さがモロに影響します。
30代なら世代的にツボに入るかと。10代では付いて行くのは難しいかもしれません。
とりあえず、作者が2D派だということだけは、よく分かりましたw

ほのぼのギャグから、シニカルでシュールな笑いへとシフトしたコミカル作品

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  人類は衰退しました  田中ロミオ  山崎透  評価B 

△page top

« 寿命が来るには早過ぎる
アクセル・ワールド4 ―蒼空への飛翔― »

この記事に対するコメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

△page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://akikakeru.blog117.fc2.com/tb.php/814-bc6d1611
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。