明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

08«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»09

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 /  Trackback -- /  Comment --

△page top

“文学少女”見習いの、傷心。 

“文学少女”見習いの、傷心。 (ファミ通文庫)“文学少女”見習いの、傷心。 (ファミ通文庫)
(2009/12/26)
野村 美月

商品詳細を見る
読書期間:2010/1/16~2010/1/18

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
ミステリー
青春




 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6





 「きみが大嫌いだ」
 心葉にそう告げられてしまった菜乃。その日以来、心葉は本心を見せず、取り繕った笑みで菜乃に接するようになる。そんなの嫌だ!と、夏休み、菜乃はある行動に出るが……。
 傷心の夏が過ぎ、秋。文化祭に向け賑わう校内で、菜乃はまた新たな出逢いを体験する。不吉な影を背負った少女。彼女に関わる中で、菜乃は彼女の、そして心葉やななせ、皆が様々に心に抱える闇と光を見つめることになる。もうひとつの“文学少女”の物語、第2弾!!
 DVDにはオリジナルアニメーション『“文学少女”今日のおやつ~はつ恋~』と、『劇場版“文学少女”予告映像』を収録!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


「文学少女」シリーズ外伝、その2。
本編に劣らないクオリティを誇っており、何気に楽しみにしているシリーズです。

心葉に「大嫌い」と言われショックを受けた菜乃が、もう一度振り拭いてもらおうと頑張る夏の短編「“文学少女”見習いの、傷心。」、「フランケンシュタイン」をベースにしたミュージカルに参加することになった心葉と菜乃の文化祭エピソード「“文学少女”見習いの、怪物。」、千愛の日常が描かれた「ある日の千愛」を加えた三編で構成されています。

相変わらず、独特の雰囲気を放っていますね。
全体的に説明口調であったり、妙に重々しい捉え方であったり。
昼ドラみたいにクセが強く、万人受けはしづらい作風です。
それにもかかわらず、絶大な支持を受けていることに、この作品のバランスの良さがうかがえますね。

外伝という位置づけですが、本編の補完的な意味合いも十分に含まれています。
物語としては、メインとなる「怪物」の話が長い割には物足りないかな。
登場人物を絞りすぎていてミステリーとして読むと、大体想像がついてしまうところがあります。
それでもまぁ、きっちりと驚きを提供してくれるのだから凄いんですけど。

それにしても、心葉は酷いな。
ななせや菜乃に対して、非道すぎやしませんか。
自分が傷つくことには敏感なのに、他人を傷つけることに関しては躊躇がないな。
遠子先輩という大きな存在があるので、好意を持った女性を拒絶することは理解できますが、やり方ってもんがあるでしょうよ。

その代わりに、菜乃のへこたれない性格が頼もしいですね。
精神構造が繊細なキャラが多い中で、何度挫かれても再び立ち上がろうとする彼女の姿は眩しく輝いています。
ある意味一番普通の思考を持ち合わせた人物なので、感情移入しやすいですね。
結末は決まっているものの、応援したくなるキャラだなぁ。

ななせには、この物語が続く限り切なさしか生まれないような気がする。
報われないことが分かっているだけに、読んでいて辛い……。
彼女が幸せになれる日が来ることを願ってやみません。

最後の最後に爆弾が仕掛けられていて、次が物凄く気になります。
外伝最終巻となる次巻が楽しみでなりませんね。

補足。
自分はDVD付特装版の方を購入しましたが……うーん、通常版で良かったかなぁ。
アニメは低予算のOVAっぽい感じだったし、背表紙にも「DVD付特装版」と書いてあるのが気に入らなかった。
映画はきっと観ることないでしょうね。

人が作り出す心の壁と距離をまざまざと見せつけられる物語

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  文学少女  野村美月  竹岡美穂  評価B 

△page top

« ツイッターやっちまったー
生徒会の七光 碧陽学園生徒会議事録 7 »

この記事に対するコメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

△page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://akikakeru.blog117.fc2.com/tb.php/798-b3a6469d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。