明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

09«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»11

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 /  Trackback -- /  Comment --

△page top

バッカーノ!1705 The Ironic Light Orchestra 

バッカーノ!1705―The Ironic Light Orchestra (電撃文庫)バッカーノ!1705―The Ironic Light Orchestra (電撃文庫)
(2007/07)
成田 良悟

商品詳細を見る
読書期間:2009/12/13~2009/12/18

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
ミステリー ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6

1705年、イタリア地方都市。15歳の誕生日を迎えたヒューイ・ラフォレットは人生に退屈し、同時に絶望もしていた。全てに無関心で世界の破壊のみを考える少年が住むこの街では、奇妙な連続殺人事件が起こっていた。噂されるのは白い仮面を纏った『仮面職人』という怪人の存在。目撃者は次の被害者になるという。
街が不穏な空気に包まれていく中、ヒューイの身辺に新たな異分子が入り込む。錬金術を教える学舎の同窓であり、ヒューイに恋心を抱くモニカ。『仮面職人』に目撃して殺されることを諦観しているニキ。そして、全ての人の幸せばかりを願うエルマー。彼らと連続殺人事件が絡み合う時、ヒューイの「世界」は変わるのか――。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


シリーズ通算11冊目。
過去編ともいえる1700年代の初エピソードとなっています。

安定して面白かったです。
明らかに序章かつ種蒔き回でしたが、伏線を張りつつ一本の物語を完成させているところは、さすがですね。

まず盤上に多くの駒を設置し、一見関連性のない要素を結びつけて舞台を賑わす手法が作者のパターンですが、今回は微妙に異なりますね。
大抵の場合、駒=人物であるがゆえにキャラ数が半端なく増大していくばかりですが、この話では不確定要素を混ぜることでストーリーの先を読ませないようにしてあります。
そのおかげでミステリー的な楽しみが増え、いつもと違った面白味がありますね。

登場人物が絞られているといってもシリーズ内では比較的少なめというだけであって、一般的なラノベとは比べるもなく多数のキャラクターが出てきます。
中には1930年代で見慣れた人物の変わらない姿や、逆に若々しい姿を垣間見ることが出来て嬉しかったですね。

そして、今回の主役に抜擢されたヒューイのキャラクターに深みが与えられたのは大きなポイントになりそうです。
これまでは謎の多い悪役でしかありませんでしたが、彼の生い立ちや苦悩、捻くれた考え方などを知ってしまったあとでは単純に敵として切り捨てることもできません。
1930年代の結末が今から心配になってきました。

それに対して、エルマーは幼くてもあまり変わりがありませんね。
笑顔中毒者の名らしく、他人の幸せを異常なまでに追求する様は怖いというよりもあくどいなと感じました。

ちなみに、一番のお気に入りは新キャラのエスペランサ
紳士なのに女好き、だけどカッコイイというよく分からないところに惚れましたw

あとは刊行スピードさえ早ければ文句なしなんだけどなー。
一気読みすることで面白さが増す作品であるだけに、惜しいなって毎回思います。

のちに集うこととなる錬金術師たちのファーストコンタクトが興味深い

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  バッカーノ!  成田良悟  エナミカツミ  評価B 

△page top

« AHEADシリーズ 終わりのクロニクル4<下>
実力を出し切れないと悔しいよね »

この記事に対するコメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

△page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://akikakeru.blog117.fc2.com/tb.php/790-aad1aab5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。