明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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ゼペットの娘たち 

ゼペットの娘たち (電撃文庫)ゼペットの娘たち (電撃文庫)
(2008/07/10)
三木 遊泳

商品詳細を見る
読書期間:2009/11/6~2009/11/9

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
ほのぼの ★★★★★★★★☆☆
 … 8

自らの意志を持ち成長する≪機鋼人形≫の少女ハリケーンは、彼女を作った機鋼人形師の少年サツキに連れられ、マリスの街にやって来た。サツキは抱えてしまった莫大な借金を返済し、ハリケーンに「最高のご主人」を見つけるため、田舎町イリエからやってきたのだが……。
機鋼人形作りにしか興味のない少年サツキ、作られたばかりでイマイチ常識のないハリケーン、そして非常識で頼りないサツキの面倒を見るうちに常識が染みついてしまった苦労人(?)の犬型機鋼人形トルネードを巡る、ほのぼのストーリー登場!

【感想】


感情を持った人形と、それを手掛ける人形師の温かさを感じるハートフルストーリー。
アットホームな雰囲気のほのぼのコメディです。

地味だけど、心がほんわかとさせられる作品ですね。
こういうの好きだなぁ。

人形師の少年サツキと、彼に命を吹き込まれた犬型人形トルネード、そして見た目はあどけない少女でありながら作られたばかりで右も左も分からない少女型人形ハリケーンの3人組のやり取りが面白可笑しくて、頬が緩みます。
彼らには困難ばかりが立ち塞がるけれど、だからこそ、それぞれの優しさがじんわりと身に染み込んできます。

サブキャラクターもみんな素敵。
ニコとエレガンテの凛々しさや、アレックスの変人ぶりも見ていて楽しい。
キャラクターの肉付けが重すぎず軽すぎず、絶妙な塩梅ですね。

物語の起伏に関しては今一歩かなと思うわないでもないものの、作風に合っていていいと思います。
まぁ、おかげで感想は曖昧なものになってしまいますがw
癒されたいときに読むといい本かもしれませんね。

いわゆるオタク的な匂いがほぼないため、ライトノベルを普段読まない人にもお薦めできます。
宮田箏冶さんのイラストも可愛らしく、一般受けしそうですしね。
2008年下半期ライトノベルサイト杯で高評価だったのが購入のきっかけでしたが、これは当たりでした。

家族的なあったか~いお話を求めている方にオススメ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ゼペットの娘たち  三木遊泳  宮田箏冶  評価B 

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この記事に対するコメント

人形たちに幸あれ

 この本は大変気に入りました。レビューを読んで即座に注文した1冊ですが、読んでみると、売れ筋とはまた一風変わったラノベを好んでいる僕にとって、最高の一品でした。
 人形少女(等身大)のほのかな想いとか、うぶなのが好みの方にはお勧めできます。

 タイトルのゼペットというのは、機鋼人形の心臓の材質のことで、これが思考も司るので、機鋼人形の最重要部分となるようですね。

 犬型機鋼人形のトルネード(作られてから10年)は、人間の言葉を話しますが、実際の犬に近い形のマスコットキャラが人間の言葉を話すのは何となく珍しくて面白いかも、と思いました。実際、作中でも驚かれてましたしね。

 主人公のサツキは17歳にして社会人5年生で、結構頑固な職人気質なのが新鮮でした。何と言うかほら、もっといい加減に生きてる主人公を見ることの方が多いですから。サツキの考え方は一人前と言っていいんじゃないかな、と思います。 で、ひとつのことに熱中する機械いじり大好き少年というのは、探せばそれなりにいると思いますが、扱う対象が、人間と見まがうばかりの少女姿の人形たち(もちろん、少女以外の機鋼人形もいます)なので、本人に全然その気がないのに、絵面が変態的になるところがツボでした。

 ヒロインのハリケーンを見ていて、ついつい舞野咲と重ねちゃう部分がありました。だけどそんなこと言ったら、きっと咲の機嫌を損ねちゃうでしょうね。 まあ、すれた見方をすれば、「あー、はいはい。そっちに話を持って行くんだろ。わざわざ書かなくてもわかるよ。ってか、まだそこに自分で気付いてなかったの?」とかいろいろ言えますが、やっぱりそういうのが好きな自分がいます。

 物語の起伏に関しては、「ページ数が限られてるのに、こんなにゆっくりしてていいの!?」と、第二章を読みながらヒヤヒヤさせられたものです。だけど、「大体まあこのくらいまでは物語を書いてくれるだろう」という最低限の基準は満たしたと思います。

 あとひとつ、この作品の世界では、ある程度の性能と、保証人の署名と、登録料五十万クロムを支払えば、機鋼人形の人権登録をできるというのが異色だったと感じます。自由な感じがして好きですけどね。それだけ、この社会で機鋼人形の安全性が保証されているんでしょうね。
 僕の場合どうしても、機鋼人形たちが反乱を起こして全面戦争となって、仲を引き裂かれるサツキとハリケーンとか、何かそっち方向の物語をついつい妄想してしまったりもするんですけど、そんな展開は、この本では全く起こりません。

 おおよその展開が読める作品は、今まであまり評価できませんでしたが、それも許せるかもしれないと、この作品を読んで思いました。
 2008年下半期ライトノベル杯でこの本を高く評価してくださったみなさんと、レビューで紹介してくださった秋空翔さんに、心から感謝したいと思います。

URL | 紫電 #hfCY9RgE

2010/05/09 19:23 * 編集 *

>紫電さん
書いた当時も思いましたが、読み直してみてもやっぱりあまり上手く感想を書けていませんね。
いくら本文はネタバレなしの書評とはいえ、適当すぎました。
まぁそれでも、面白そうだと気になって手に取ってもらえたのならば有難いことです。

概ね紫電さんの感想に共感できますが、咲とハリケーンに共通項があるという点については考えたこともありませんでした。
疎いという面は共通してるかもしれませんけど、本人にデレというか照れる感情があるかどうかで大きく異なりますね。
なので、シチュエーションは似ていても、ハリケーンには和まされ、咲には悶えさせられますw

ネタバレになるので上では書けませんでしたが、唯一この作品で気になったことは人形を売買するということでした。
人権登録などのシステムがあるとはいえ、感情を持ち合わせた人間に近い存在を平然と売り買いする気持ちがあまり理解できないんですよねぇ。
自分が人形師だったら、作り上げた後、絶対に手放したくなくなりますもんw
ストーリーの展開上、結局そういうことがなかったので良かったですけどね。

もうご存じだと思われますが、この作品は2巻で止まっています。
それ以降、作者の本は出ていません。
もしかすると、このままシリーズは終了になるかもしれませんが、ブログで生存報告はされているので、気長に待つしかありませんね。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2010/05/10 10:57 * 編集 *

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