明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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空ろの箱と零のマリア2 

空ろの箱と零のマリア〈2〉 (電撃文庫)空ろの箱と零のマリア〈2〉 (電撃文庫)
(2009/09/10)
御影 瑛路

商品詳細を見る
読書期間:2009/9/27~2009/9/28
月間マイベスト作品

【評価……B+
発想 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
構成 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
ミステリー ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
クーデレ ★★★★★★☆☆☆
 … 7

繰り返しの日々の果てに、再び星野一輝の前に現れた音無麻理亜。しかし、ふたりで過ごす穏やかな時間は長くは続かない。一輝の周辺で不思議な事が起き始めたのだ。
送った記憶のない告白メール、断絶する記憶、「自分ではない自分」が引き起こす事件、死体。そして、携帯電話に残された宣戦布告――

『ボクはアンタを壊す。アンタが大切にしているものを全部壊す。“箱”を手にしたボクは、アンタから全てを奪える』

“所有者”が一輝に向ける<悪意の理由>と<願い>とは……? 緊迫の第二巻。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


御影氏による独特の世界観が売りのシリーズ第2巻。
著者の作品の中で、初めてナンバリングされたものになります。
1巻で綺麗に締めていたので、本当に続きが出るのか疑心暗鬼でしたが、なるほど、こう繋げますか。

ループする日々を抜け出した一輝と麻理亜の前に立ち塞がるものは、またしても“箱”でした。
浸食されていく日常を取り返すために、もがく一輝が恐怖感をかき立てます。

トリックは、前回とまるで違うのに作品から漂う雰囲気が変わらないのは、さすがというべきでしょうか。
やり直しのきかないことが緊張感を生む結果となり、非常にドキドキしながら読めました。
巧みに読者をリードする手腕はお見事で、作者の思うツボだと理解しつつも引っかかってしまいます。
でもそれが決して嫌ではなく、むしろすがすがしいぐらいの気分なんですよね。
オチが弱かったところだけは惜しいものの、極めて良質な物語だったと思います。

それにしても、変な言い方ですが、随分とライトノベルらしくなりましたね。
1巻の感想でも似たようなことを書きましたけど、今回はさらにラノベ色が濃くなっています。
ラブコメ要素も上手く溶け込んでいて、思わずニヤニヤしてしますね。

イラスト効果の大きさも実感します。
口絵にある麻理亜と心音が可愛すぎて悶えそうです。
しかし、誰が一番好きかといわれると、茂木さんですけどね!

やっぱり、御影瑛路の作品は好みに合うなぁと思いますね。

二転三転するストーリーの切り返しが秀逸

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  空ろの箱と零のマリア  御影瑛路  鉄雄  評価B+ 

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この記事に対するコメント

日常に潜む非日常

 相変わらず、読みながら騙されまくりました。

 このシリーズの特徴として強く感じるのは、重ねた時間の中で培われた絆です。それを上手く活かしてくれていると思います。

 ところで今更ですが、御影瑛路さんの路線が若干柔らかくなって強く感じることは、(御堂彰彦さんの作風とつながるところがあったんだなあ)っていうことです。題材とか、人の心の写し出し方とか、変わっているヒロインが魅力的なこととか。

 さて。あとがきにおいて、御影瑛路さんは、自分の在り方みたいなものを問うているところがしばしば見られると思います。で、僕も実際この人のことを人間離れした存在みたいに感じていましたが、何だかこのシリーズを読み進めるにつれて、御影瑛路さんを一人の男の人間として感じられるようになってきたような気がします。……間違ってもアニメ化しちゃいけないほどの、刺激の強すぎるシリーズなんですけどね。

URL | 紫電 #hfCY9RgE

2010/01/18 22:52 * 編集 *

>紫電さん
1巻の内容を踏まえて練られた物語という点は良かったですね。
ただ作品内でマリアも言ってますが、前回に比べて箱のレベルが低いので、クオリティダウンを感じずにはいられませんでした。
もちろん2巻だって悪くはないんですけどね?

御影瑛路さんも御堂彰彦さんも、あとがきが真面目な点が好きだったりします。
自分の作品を大事にしているような感じがして、嬉しくなるんですよねー。

紫電さんとは違い、僕は最初から御影瑛路さんは人間味が溢れる人だなって思っていました。
当たり障りのない内容ではなく、人間の本質の一部分を見事に捉えているようで、あとがき読むたびに共感していましたよ。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2010/01/19 14:24 * 編集 *

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