明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん8 日常の価値は非凡 

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈8〉日常の価値は非凡 (電撃文庫)嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈8〉日常の価値は非凡 (電撃文庫)
(2009/09/10)
入間 人間

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読書期間:2009/9/12~2009/17

【評価……B+
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
ミステリー ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
構成 ★★★★★★☆☆☆
 … 7

ほんさくのとうじょうじんぶつです。
みどりのぼうしのたんていのひと(ろりこん)。ろりこんぎらいのおんなのこ。おかしなおじさん。じさつしたあねをもつひと。しょしんしゃなかっぷる。ねこずきさっか。きんぱつあおすーつのひと。きれいなこわいおんなのひと。
ばかんすでやってきた、うみがちかくにあるほてるにて。
だれがしんで。だれがしなないか。
僕とまーちゃんは、知らない。

……こんなゲームがあったら、面白いのになぁ。絶対に参加したくないけど。
嘘じゃないよ。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


悪意と狂気の織り成す現実という世界で生きる人々を描く、みーまーシリーズ第8巻にして9冊目。

あーもう、どう感想書けばいいのやら。
毎度のことながらネタバレなしで書くのに労力のいる作品だなぁ。
とにもかくにも、色んな意味で、今までとは大きく異なりますね。

今回は、群像劇となっています。
読みながら、同じ電撃文庫の「バッカーノ!」を彷彿とさせましたね。
一つの大きな物語を、複数の視点から見ることで判明する驚きや、人と人とのすれ違いを面白おかしく描かれる群像劇の特徴がよく出ていたと思います。
少々クドさを感じるくだりもあったりして、読むのに時間がかかりましたが、嫌いじゃないですね。

ただし、正直なところ、みーまーシリーズの本編で語られるべき内容だ……とは言い切れないものでした。
××が主人公役ではなく、ほぼ関係のないところで話が進みますからね。
そもそも、××視点が全体の2割程度しかないってのがおかしいでしょう。
内容の是非は関係なく、みーまー成分を感じられないところに問題がありかと思われます。

とはいっても、全面的に否定するわけではありません。
××がフラグをことごとく回避する様は、それはそれでアリだと思うんですよ。
悪意に対する嗅覚が並外れている彼が、事件に関わらないように立ち振る舞うのは新鮮です。
それに今回の主役たちとの絡みもあって、他者視点から××がどう映るのかという面白さもありました。
ただ、過去最大のページ数を費やして、主人公が脇役以下ってのは残念だなと感じました。
もっと短く絞っても良かったんじゃないでしょうかね。

個性的な登場人物が多く、覚えるのは苦になりませんでした。
どうやら著者の他作品のキャラクターも数多く登場していたみたいで、みーまー以外では電波女しか読んでいない自分としては、分かるネタが少なくて悔しかったですね。
「おかしなおじさん」と「じさつしたあねをもつひと」がお気に入り。
××や湯女に比べたら、物凄いまともな文章が多くて読みやすかったのは長所、なんでしょうね。
あの騙りが好きで読んでいる人にとっては、物足りないと思います。

みーまーシリーズが好きなのか、入間人間さんの書く作品が好きなのかで評価が変わる内容でした。
ちなみに、自分はどちらかといえば後者の方なので問題ありませんでしたね。

……と、ここまでだったら可もなく不可もなくといった無難な内容かなーで終わったのですが。

最後の最後で来ましたね。
全く予想が出来なかったわけではありませんが、この巻で仕掛けがあるとは思いませんでした。
ってか、今もなお意味不明過ぎて衝撃を受けているのかどうかも良く分かっていません。
胸の辺りで黒々としたものが渦巻いているような感覚があるんだけれど、それを上手く言語化できない状態です。
何せ、嘘で有名な作者ですから、素直に信じていいものかと。
一冊かけて新たに練られた伏線で、嘘ではないと思いますけど……。

次巻が怖い。

今作品を舞台にした新キャラクターたちの群像劇でみーまーシリーズとしては変化球

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん  入間人間    評価B+ 

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