明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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七夕ペンタゴンは恋にむかない 

七夕ペンタゴンは恋にむかない (ガガガ文庫 い 1-3)七夕ペンタゴンは恋にむかない
(ガガガ文庫 い 1-3)

(2009/05/20)
壱月 龍一

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読書期間:2009/8/30~2009/9/2

【評価……B-
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
青春 ★★★★★★☆☆☆
 … 7

「7年に一度の“晴れ七夕”の日に、神様と交わした約束を守れば願い事が叶う」
そんなおとぎ話のような伝承が残る星無町で、同じ7月7日に生まれ、共に育ち、七夕の日に神様の前で永遠の友情を誓った、湊、橙、伊緒、あかり、鈴。
5人の“特別な関係”はしかし、突然のあかりの転校によって崩れてしまう。
それから2年後の初夏。星無町に戻ってきたあかりは悲壮な決意を抱えていた。その告白から変わりゆく5人の関係――。
「……昔みたいな友達には、もう戻れないの?」
片想いのペンタゴンから生まれた、ひと夏のキセキ。

【感想】


七夕が誕生日の幼馴染み5人による青春恋物語。

同じ日に生まれ、同じ町で育った男2人と女3人の仲良しグループ。
主人公・秋坂湊はいつまでもみんな仲良く過ごせることを願い、信じていた。
しかし、ある日、仲間の一人である瑠璃島あかりの突然の転校により、五角形が崩れていく。
2年後、成長したことにより付き合いが変わり始めた4人のところに、あかりが戻ってきたことで、物語が大きく動き始めます。

ちょっぴり甘酸っぱく、ほろ苦い青春モノとしてはなかなか良好です。
恋愛感情を覚えてしまった思春期の少年少女が非常によく描かれていると思います。
ただし、中盤までは。

うーん、終盤に入って方向性が変わってしまったのが痛かったなぁ。
それまでの本筋を放り出して、別の話が介入してきた違和感が最後まで拭いきれませんでした。
何だか落とし所が逃げている感じがして、少し残念。
最後まで真っ向から勝負して欲しかった。

キャラ描写にもいくつか問題点がありますね。
まず、湊が幼すぎること。
無邪気といえば聞こえはいいかもしれませんが、考えが足らなさすぎます。
基本的に、湊の視点で進んでいるので、人を選ぶこの性格は失敗だったんじゃないかなぁ。
脇役であれば、純真キャラとしてのポジションもありだったのですがね。

次に、5人の話なのに、1人だけ蚊帳の外状態になっている人物がいること。
誰とはいいませんが、これなら登場させなくても良かったんじゃないのか?というレベルです。
もうちょっと絡ませて欲しかった。

面白かっただけに、勿体無いと思えてしまう作品でした。
5人がピースしているカラーイラストは無茶苦茶好きだったんだけどなぁ。
もっと上を狙えただけに、惜しい。

幼馴染み5人の変わりゆく関係を描いた青春ラブロマンス

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  七夕ペンタゴンは恋にむかない  壱月龍一  轟そら  評価B- 

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この記事に対するコメント

惜しいですねえ

  『ただし、』までは、(お、なかなかよさそうじゃん)と身を乗り出していました。仲間グループという設定には興味を惹かれます。
 だけど、1対1、もしくは1対2の恋愛に比べると、作家の力量が悪い意味で浮き彫りにされてしまいそうな設定かもしれません。

URL | 紫電 #hfCY9RgE

2009/11/14 21:29 * 編集 *

>紫電さん
決して出来が悪いわけではないんですけどね。
だからこそ、惜しいという言葉が出てくるのでしょうが。
保証はできませんが、僕が挙げた問題点も人によっては気にならないみたいですし、読んでみてもいいかもしれませんよ?

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2009/11/17 04:13 * 編集 *

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