明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』 記憶の形成は作為 

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為 (電撃文庫)嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為 (電撃文庫)
(2009/06/10)
入間 人間

商品詳細を見る
読書期間:2009/6/16~2009/6/20

【評価……B+
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6

むかしのことを考えると頭の中が深夜のテレビみたいにノイズだらけになるさっこん、いかがお過ごしでしょうか。
これは、ぼくがまだ僕になる前の話だ。家庭内にぎやか事件のあと、ぼくはいろんな人と出会った。恋日先生、じさつ志願者、いじめっ子少女、にもうと、そして、マユちゃん。みんな(とくにマユちゃん)の純粋むくな姿がめじろおしでおとどけなのである。……むかしのぼくは正直ものだったんだよね。
うそだけど……今度、じしょでうそって字を調べとこう。

【感想】<本編3巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


みーまシリーズ初の短編集。
全5編からなり、そのうち4編が電撃MAGAZINEに連載され、残り1つが書き下ろしとなっています。
個人的には全て初見。

素直に面白かったです。
本編も毎回面白いんですけど、純粋には評価し辛いことが多かったので、この短編は単純に良かったと思えました。

電撃MAGAZINEに連載された4編は、監禁事件から間もない頃の話。
壊れているものの、まだ子どもっぽさが残る××の二度目の小学四年生が描かれています。
××がみーくんとなるに至るまでの過去編で、何とも興味深い。

春夏秋冬に分けられたエピソードは、それぞれ違った味わいがあって楽しめました。
幼いゆえにまだ人間らしい一面を見せる××が、とっても×おしい。
そして、そんな彼を支える恋日先生が格好良すぎて惚れてしまいます。
こんなに親身になってくれたら、そりゃあ嘘つき少年といえども好きになってしまうよなぁ……と納得。

書き下ろしの「とってももしもにもしかして『壊れていない正しさのある世界なら』」は、さらに良かった。
サブタイトルでも察しがつくかと思いますが、ifストーリーです。
あの事件がなければ、狂気的な殺人事件の数々が起きなければ、××を取り巻く環境はどのようになっていたのか。
そんな妄想が実現した世界が綴られています。

このギャップは凄い。
健全な世界が逆に気持ち悪くなるくらいですから。
平和な日常シーンが語られるだけなのに、穏やかさと同時に胸に痛さを感じるというのは、なかなか衝撃的です。
これはこれでラブコメとして見続けたい気もするなぁ。
あー、柚々は可愛いのう。

刊行順に読んでも問題はないですが、本編3巻後以降であれば大きなネタバレは回避できるので、先にこの短編集を読んでもいいかもしれませんね。
これまで本編に短編の登場人物名がチラホラとあって、ずっと分からないまま読んでいましたから。
あと、「電波女と青春男」との作品間リンクを今更ながらに気付かされました。
こういう作者の遊び心は大好きです。

電撃MAGAZINEで読んだ人でも書き下ろし分だけで買う価値あり

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん  入間人間      評価B+ 

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この記事に対するコメント

「壊れてない~」は非常に残酷な話でしたね。
物語の内容ではなく、その存在自体が。
絶対にありえない事を夢想するかのような、
平和的日常があんなに心苦しいだなんて思っても見ませんでした。

それと、恋日先生はカッコイイですねぇ。マジヒーローですよ。

ところで、夏の話のあの子らしき人が「電波女と青春男」に出てること気づきました?
どうも世界観共有してるみたいですね。
最新刊にも……だしw

URL | 黒依 #2qaJ23q.

2009/09/30 10:49 * 編集 *

>黒依さん
どうしてこうならなかった、と思わざるを得ない話でしたね。
しかし、あれはきっとシリーズ未読の人が読んだら、普通の学園ものとして読めるんでしょうね、
そして、柚々は電波だなと思うはずw
いつもなら一番常識人っぽく見えるはずの柚々が、逆に浮いているように見えますから不思議なもんです。

クロスオーバーの好きな作者さんですよね。
トーエは名前も出てますし、間違いないでしょうね。
確か、ジョジョさんと××の母親が知り合いじゃないかって話もあったはず。
年齢が合わないので確証はないんですけどね。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2009/10/02 01:28 * 編集 *

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