明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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バッカーノ!1934 獄中編 Alice In Jails 

バッカーノ!1934獄中編―Alice In Jails (電撃文庫)バッカーノ!1934獄中編―Alice In Jails (電撃文庫)
(2006/10)
成田 良悟

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読書期間:2009/5/29~2009/5/31

【評価……B
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
期待感 ★★★★★★☆☆☆
 … 7

若手幹部は『ミストウォール爆破事件』の参考人である恋人をかばって刑務所に。
殺人鬼はヒューイという『不死者』を殺す快感を求めて刑務所に。
泥棒は普通に逮捕され刑務所に。
名前を譲った殺し屋はネブラの社長に依頼され刑務所に。
錬金術師は最初から刑務所に。

サンフランシスコ湾の沖合いに浮かぶアルカトラズ刑務所に、一筋縄ではいかない男達がそれぞれの目的を抱えて集う。
一方、NYに残された者やFBIも何かを求めて動きだす。まるで全ての事象が一つに繋がっているかのように……。
そして、最悪の事件の幕が開ける――。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


「バッカーノ!」シリーズ、1934年代三部作の第一弾「獄中編」。

普通に面白かったです。
まぁ、普通以上の面白さが期待できる作品なので、物足りなかったとも言えますが。

あの脱出不可能な刑務所として有名なアルカトラズ島が舞台となっています。
馬鹿騒ぎが好きな連中が、そんな危険な場所に集まったらどうなるやらと思っていたら、予想に反して地味な内容でした。
派手な展開が多い今シリーズでは、珍しいですね。

終盤は、お得意のミスリードが炸裂しています。
またしても見事なまでに引っかかってしまいました。
この爽快感は病みつきになりますね。

今回の登場人物の多くが既存キャラということもあって、いつもに比べ読みやすかったです。
どうしてもプロローグでキャラの生い立ちなどを紹介するときに、壁を感じることが多いのでなおさら。
フィーロが中心にいると物語が入り込みやすいなぁと実感しました。

陽気な馬鹿コンビのアイザックとミリアは、いつも通りの面を見せつつ、意外な一面もあって興味深かった。
やっぱりこの二人がシリーズで一番好きなキャラだなぁ、うん。

しかし、「鈍行編」「特急編」のように今回の話の裏側でもう一つ大きな事件が起きていることは分かるんですが、今巻の話自体が綺麗に収まっていないので何だかしっくりときませんね。
どちらかというと大作の序章を読んでいるような印象でしょうか。
「獄中編」だけでは評価がし辛いと感じました。

ところで、この「獄中編」は前作から2年振りの刊行だったそうですね。
3ヶ月振りに読んだ自分でさえ、キャラを思い出すのに苦労したくらいですから、リアルタイムで読んだ人は大変だったんじゃないかなぁ。
これは、シリーズ完結してから手を出すべきだったかもしれません。
そうすれば、忘れるようなこともなく一気に読めましたからねぇ。

読むときは三部作まとめて一気に読了することをお勧めします

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  バッカーノ!  成田良悟  エナミカツミ  評価B 

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この記事に対するコメント

成田先生って執筆スピードは早いんですが、手掛けてるシリーズ数が多いので
一つだけ追いかけてるとシリーズ内のインターバルが大分開いてしまうんですよねw

獄中編で私が好きになったのはラッド・ルッソですね。
間違いなく悪人なんですけど憎めないというか、軸が全くぶれない部分はキャラとして好きです。
今後、不死者達と絡む時どう対応していくのかが気になるばかりですねw

URL | 黒依 #2qaJ23q.

2009/09/22 09:53 * 編集 *

>黒依さん
手広くやりすぎてる感はありますよね。
読み手としては、1つのシリーズを集中して刊行してもらえる方が有り難いものなんですけど。

ラッドもいいキャラですね。
こういうキャラクターがいるからこそ、物語が面白く廻るんだろうなって思います。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2009/09/23 04:17 * 編集 *

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