明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

03«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»05

ソードアート・オンライン1 アインクラッド 

ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)
(2009/04/10)
川原 礫

商品詳細を見る
読書期間:2009/5/1~2009/5/3

【評価……A
設定 ★★★★★★★★★
 … 9
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★★★
 … 9
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★★★★★★★
 … 9
SF ★★★★★★★★
 … 9
完成度 ★★★★★★★★☆☆
 … 8

クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは本当の“死”を意味する――。
謎の次世代MMO『ソードアート・オンライン(SAO)』の“真実”を知らずログインした約一万人のユーザーと共に、その過酷なデスバトルは幕を開けた。
SAOに参加した一人である主人公・キリトは、いち早くこのMMOの“真実”を受け入れる。そして、ゲームの舞台となる巨大浮遊城『アインクラッド』で、パーティーを組まないソロプレイヤーとして頭角をあらわしていった。
クリア条件である最上階層到達を目指し、熾烈な冒険を単独で続けるキリトだったが、レイピアの名手・女流剣士アスナの強引な誘いによって彼女とコンビを組むことに。その出会いは、キリトに運命とも呼べる契機をもたらし――。
個人サイト上で閲覧数650万PVオーバーを記録した伝説の小説が登場!

【感想】


僕の中で、川原礫さんは名作家の一人だと認定することになった作品。
さすが、ネット上で何年も書いていた小説だけのことはあります。

面白過ぎる!
熱中し過ぎて、読了後は汗をかいてましたよ。

完成された仮想現実内で行われるMMO<ソードアート・オンライン>。
βテストを経て正式サービスが開始された直後、ログインした一万人のユーザーがゲーム内から出られなくなる。
閉じ込められた人々に告げられるのは、ゲーム内での死=リアルでの死という真実。
現実世界へ無事に帰還する唯一の脱出方法は、最上階に潜むボスを倒す他ない。
かくして本物の生死を賭けた冒険がここに始まります。

まぁ、身も蓋もない言い方をすれば、要するにラノベ版「.hack」シリーズみたいなもんです。

最初は好みの設定だなと思い、読み進めていくうちにキャラの魅力に取りつかれ、最後には物語に夢中になってました。
いやー、素晴らしい。
ラストは多少物足りなさを感じますが、きっとそれくらいがちょうどいいのでしょうね。
読み終えて息をついた時の充実感は、何物にも代えがたいものでした。

文章を読ませる技術は、相変わらず凄い。
これは、web公開という形で大勢の目により鍛え磨かれたからこそ身に付いたものなんでしょうね。
スムーズに流れてくる文章には、気持ち良ささえ感じられました。

大満足といって差し支えない内容でしたが、あえて難点を挙げるとするならば、登場人物の動機ですかね。
主人公・キリトの一人称で続く割には、前後の繋がりが甘い所が散見されるのが惜しかった。
これは「アクセル・ワールド」の時も同様だったのですが、キャラの心情が飛び石で進行していて、物語ありきの動かされている感覚がありました。
特にヒロイン役のアスナは、都合の良すぎる駒扱いだった気がします。
まぁ、アスナ可愛いから、それぐらい何でもないけどね!

「アクセル・ワールド」に比べて登場人物の癖はあまりないので、取っ付きやすさはこちらのが上かな。
ネトゲ経験者であれば、すぐに作品内にのめり込めるかと思われます。
精巧に作られた世界で、ほぼリアルと変わらないように見えて、しっかりとゲーム内のシステムにフォローされている描写を混ぜるのが巧いんですよね。
作者は、設定を練り込むのが得意なんだろうなぁー。
いい塩梅に主人公が厨二病(褒め言葉)で、ライトノベルの年齢層には受けの良い作品だろうなと思いました。

web公開限定ではおそらく読むことができなかった者としては、この本に出会えた喜びを感じずにはいられませんね。
綺麗に終わっているので、8月に出るという続編がどのような形になるのかは分かりませんが、期待は止まりそうにありません。

命の重みを実感させられるデスゲームの緊迫感が素晴らしい

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ソードアート・オンライン  川原礫  abec  評価A 

△page top

« 大正野球娘。 第1~2話
アッシュ・バキュームとやらに挑んできた »

この記事に対するコメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

△page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://akikakeru.blog117.fc2.com/tb.php/575-e2195aa2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ソードアート・オンライン1 アインクラッド

ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)(2009/04/10)川原 礫商品詳細を見る ~あらすじ~ クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは本当の“死”を意味する──。謎の次世代MMO『ソ...

ゆらゆら気ままに

2012/01/26 20:55

△page top