明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

10«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»12

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 /  Trackback -- /  Comment --

△page top

世界平和は一家団欒のあとに⑦ ラナウェイキャット 

世界平和は一家団欒のあとに〈7〉ラナウェイキャット (電撃文庫)世界平和は一家団欒のあとに〈7〉ラナウェイキャット (電撃文庫)
(2009/04/10)
橋本 和也

商品詳細を見る
読書期間:2009/4/13~2009/4/17

【評価……B
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
家族愛 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
兄弟 ★★★★★★★★☆☆
 … 8

家族全員、不思議なチカラを持ち、なぜか世界を巡る危機に巻き込まれ、それを解決しなければならない星弓一家。
その末っ子、星弓刻人。真面目だけどモテる、モテるけれど彼女を作らない彼が、家にクラスメイトの女の子を連れてきた。梢という名のその少女は予知能力があり、周りから神様と呼ばれているらしい。その梢曰く、
「あと一週間で、世界が終わっちゃうかもしれないんですけど……どうします?」
そして梢と刻人は失踪した。二人を追う軋人たちの前には謎の黒服軍団も現れ事態は混迷を極めるが――。はたして少女の正体と世界の命運の行方は!?

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


世界平和の前に男してやらねばならないことがあることを教えてくれる、セカダン第7弾。

とうとうやって来ました、刻人のターン!
これまで不遇な扱いを受けてきましたが、今巻では主役となり兄姉たちを隅に追いやるような大活躍を……って、あ、あれ?
何故ゲストキャラに主役ポジションを奪われているんだよw
まぁ、女主人公のヒーロー的立ち位置ってのが刻人らしいといえばらしいけどさw
第三者視点から見ることで、刻人が性別問わず人望の厚い理由がよく分かりますね。

今回の話は、星弓家の末っ子である刻人がクラスメイトの神野梢と接近するところから始まります。
神様と呼ばれるその娘の予知能力で、一週間後に世界が終ってしまうかもしれないことを知る軋人たち。
しかし、何故か(むしろ必然的に?)話はややこしくなり、またしても世界の危機に巻き込まれる形となった軋人は、弟と意地の張り合いを繰り広げる羽目になり兄弟喧嘩に発展していく……といった内容です。

とにかく、兄貴としての軋人が格好良くて何だかニヤけてしまいます。
1巻以来、久しぶりに兄の尊厳を見せてくれて嬉しかった。
どうにもヘタレ属性が付きつつあったからなぁw

そして、それに負けじと刻人が格好良いわー。
性格は似てないけど、芯の部分は軋人に似すぎでしょw
世界平和よりも己の信念を貫き通すこの兄弟は、男して惚れずにはいられませんね。

各々のキャラ設定を上手く使って話を組み立てているところも素晴らしい。
一歩ずつ確実に作者が地力をつけてきているのが、何と頼もしいことやら。

あー、面白かった。
温かな家族愛を感じるこのシリーズですが、今巻に関しては兄弟の熱が上回っていますね。
電撃文庫の中では地味な印象が付いちゃってますが、もっと評価されていい作品だと思います。

似た者同士の兄と弟の思いやりがたっぷり詰まった素敵なお話

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  世界平和は一家団欒のあとに  橋本和也  さめだ小判  評価B 

△page top

« 真夏のライトノベル購入リスト
強さを求めて »

この記事に対するコメント

世界平和は兄弟喧嘩のあとに

 せかだんシリーズの中で、一番ラノベの基本に則った巻だったと思います。ゲストヒロインはこうでなくっちゃね、と2巻あたりと比べて思います。甘えるような感じの声でいて、意外にしっかりした話し方とか描写されると、それだけでふらっと誘惑されちゃいます。

 今巻も兄弟喧嘩の回となるわけですが、その戦力分析について。 つまり、ラノベにおいてどういうキャラが強いかということの私見を語ってみたいと思います。ザコ戦ならともかく、名勝負において、素早さが取り柄のキャラが一発も被弾せずにパーフェクトで勝ちきるなんて有り得ないんですよ。むしろ、スピードにおいて劣るキャラが、それを根性とかもろもろの要素で何とかしてチャンスをつかみ、一発逆転。その展開こそが燃えるといっても過言ではありません。一発逆転の技はよく効くという補正もありますしね。 それでもまあ、一発でも食らえば終わりのはずの軋人も結構頑張って立ちますけどね。

 このシリーズにおける宿命のライバルというのは、弟の刻人のような気がしますね。もっとも、その刻人もこの巻以降はあんまり見せ場がないんですけど。
 お互いの気持ちと立場を分かった上で思いっきりやり合う兄弟喧嘩。いいじゃないですか。

 311・312ページあたりでデレる前に逃げたのは、さすがにプライドというものがあったんだろうなと思います。だけど、それがなければ天然のままでたらしこもうとしていた刻人がよかったです。

URL | 紫電 #hfCY9RgE

2010/08/14 11:16 * 編集 *

>紫電さん
一発逆転の浪漫は、バトル系の創作物全般にいえることですね。
逆境に立たされた主人公が、伏線を張ってあった必殺技で倒すという展開は、王道中の王道ですから。

1巻の登場時は特殊だったけれど、今巻のような兄弟関係は憧れます。
どうしても他の兄弟が女の子なので、男兄弟の燃える要素が不足気味だったんですよね。
軋人が、いいお兄ちゃんをしていたのが印象深かったです。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2010/09/20 23:34 * 編集 *

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

△page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://akikakeru.blog117.fc2.com/tb.php/554-90d52a8e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。