明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

07«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»09

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 /  Trackback -- /  Comment --

△page top

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! 

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! (ファミ通文庫)ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! (ファミ通文庫)
(2009/01/30)
田尾 典丈

商品詳細を見る
読書期間:2009/3/6~2009/3/9

【評価……B
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
ラブコメ ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
メタ ★★★★★★☆☆☆
 … 7

ある日突然に世界改変の機会を得た俺は、躊躇なく願望を具現化した。
そう、全ての選択肢・イベント・キャラの台詞まで記憶するほど愛したゲーム『エターナル イノセンス』の現実化である。
目指せメインヒロインルート――と思いきや、まさかの複数同時攻略ルート突入!
しかもゲームにはないイベント発生!
はたして俺と愛するヒロイン達はトゥルーエンドを迎えることができるのか!?
選択肢無限の真世界を奔走する第10回えんため大賞優秀賞受賞作!!

【感想】


ネット上で評判が良かったので購入した一冊。
いかにもな表紙とタイトルですが、これがなかなか面白かったです。

ギャルゲーにハマったことのある人間なら、誰しもが一度は想像する「自分がギャルゲーの主人公になったら」という妄想が現実世界で具現化した話。
そんな夢のような奇跡が起こった現実の主人公・都筑武紀は、最初は困惑するも、突如現れた理想の美少女たちに囲まれデレデレする日々。
しかし、事はそんな単純に進まない。
ゲーム内ではごく当たり前のことであっても、それが現実に当てはめると極めて不自然な事象がイッパイ。
それが元で、通常のゲームルートから大きく逸れていく有様。
誰もが救われるためにはハーレムエンドを目指すしかない!ということで、問題解決のために武紀が奔走する……という展開。

既にプレイ済みのギャルゲーが現実化したため、武紀にとってはいわゆる「お約束」のイベントが起こる予測が付くのが面白い。
ゲームの主人公と同じような選択肢のセリフを言ってみたりするところなど、メタ的表現が色濃く出てますね。
最初はヘタレ全開でしたが、中盤からギャルゲーのご都合主義に真っ向から立ち向かおうとする武紀の姿は、結構カッコ良かったです。

ヒロインキャラクターは、作品の性質上いかにも「これなんてエロゲ?」みたいなキャラばかりです。
才色兼備の学園のアイドル、世話好きな幼馴染、義理の姉と妹、寡黙な転校生……と、テンプレ的なラインナップ。
どのキャラもギャルゲーの記号的な要素を全面に出しているため、好みのキャラはいませんでしたが、強いて言えば義姉の春海ですかね。
ええ、姉属性持ちですが何か。

エピローグに関して、賛否両論があるようですが、個人的にはどちらでもありかなと思いました。
きっと、これが小説ではなくゲームであれば途中で分岐点があってエンディングが2種類に分かれていたんでしょうねw

ギャルゲー好きなら一読の価値あり

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!  田尾典丈  有河サトル  評価B 

△page top

« ゲッサン創刊号
とらドラ10! »

この記事に対するコメント

ようこそ! こんな作品を待ってました

 ここのブログで知った作品を、興味が湧いてきて即注文して、2日間で読了に至るわけですから、僕にとっては驚異的なペースだと思います。僕にとってはかなりのヒット作品となりました。

 作者の人は、ゲームプランナーとしての経歴があるにしても、これがデビュー作となるそうですね。それにしてはすごいです。僕はこの人をかなり高く評価しますよ。2巻も買います!

 気付いた点を挙げてみます。
・現実に、怪しげなメールはばんばん来る世の中なので、その導入はいい案だと思いました。
・主人公のへタレ場面に共感が持てました。前半から中盤は、やっぱりある程度へタレた方が、物語をまとめやすいなと思いました。
・クリア済みの、熟知しているゲームだということが、プラスに働いたり、かえって失敗のもとになったりしたのが面白かったです。
・いい意味で、夢を壊してくれる場面が結構ありました。
・義妹と中庭で一緒に弁当を食べるのは、僕の中ではいつの間にか常識になっていました。慣れって恐いですね。
・四阿小由奈。ネーミングセンスはどうかと思いますけど、たった一枚の挿し絵で、「攻略できないのは残念だ」という声が上がっていたことに納得しました。
・今頃になってようやく、百旗繚乱の意味が分かりました。つまりはジゴロということで。
・僕が主人公なら、理恵に、帽子は脱いでくれと頼みます。
・どっちみち、みなもは彩花から骨髄移植は受けられないんですね。
・現実キャラと規定されているあのキャラも、充分に二次元キャラだと思いました。だけど、あれでOKです。
・ヒロインたちが、いつからって気付いてくれるのって、かなり嬉しいだろうなあ、って思いました。
・タイトルは、僕なら『ギャルゲヱのヒロインたちよ、ようこそ!』としたいかな、と思いました。
・ギャルゲーはカラフルなので、巻中の挿し絵もカラーにしてほしいくらいでした。それでなくてもファミ通文庫にしては分厚いですし、無理に決まっていますが。

 読みながら、メモオフセカンドのことを思い出していました。あの世界では、主人公が関わらないヒロインたちの物語は、驚くほど平和でしたから。
 記号っぽいっていう部分に関しては、僕はこのくらいなら大丈夫です。もっと薄っぺらいキャラも見てきたような気がします。
 エピローグに賛否両論あるのは分かるような気がしますが、一種類しかない以上は、こうするのがベストでしょうね。
 この5人から1人を選べと迫られたら、咲(学園のアイドル)かなと思います。 理恵(幼馴染)も、作品を通して見ると、捨て難い部分はありますが。 それに、春海(義姉)の存在も無視できません。挿し絵が絶妙なタイミングで入っていました。 明石葵(転校生)も、意外といい仕事してましたし。 夏海(義妹)はかなり不利な位置にいるのは間違いありません。

 総評としては、僕はこういった類の『もしも……』というお話は大好きですし、作者の人が、想像以上にアイデアマンで、文章もしっかりしていたので大いに楽しめました。応援していきたいと思います。 よい本の紹介、ありがとうございました。

URL | 紫電 #6PAIDQmo

2009/05/19 23:20 * 編集 *

>紫電さん
行動が素早いですねー。
それだけ紫電さんにとって、興味の引かれるような設定だったというわけでしょうか。

昨今のライトノベルは、一発ネタが非常に増えてますね。
確かにインパクトがあり購入意欲を掻き立てられるので、商業的には成功しているんですが、中身は薄っぺらいものが多かったりします。
そんな中、この作品はしっかりと一つの作品を描き切っているという点において、完成度が高いと思いますね。

二次元と三次元の狭間にいるような主人公の立場が、面白おかしかったです。
紫電さんの仰る通り、良い意味で夢を破壊されることはありましたね。

結果的に絶賛してもらってホッとしてますが、紹介する側としては冷や冷やする本ですよ、これw
人を選びまくる内容ですからねぇー。

ところで、メモオフ2ndは本当に主人公が関わらない方がヒロインにとって良かったんでしょうかね?
少なくとも、鷹乃はイナケンと接触することによって、トラウマが克服されて性格も柔らかくなった数少ないプラスとなった例だと思いますね。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2009/05/20 11:28 * 編集 *

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

△page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://akikakeru.blog117.fc2.com/tb.php/509-85b4c3c9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。