明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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ベン・トー3 国産うなぎ弁当300円 

ベン・トー〈3〉国産うなぎ弁当300円 (集英社スーパーダッシュ文庫)ベン・トー〈3〉国産うなぎ弁当300円 (集英社スーパーダッシュ文庫)
(2009/01/23)
アサウラ

商品詳細を見る
読書期間:2009/2/24~2009/2/26

【評価……A-
舞台 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
バカ ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ギャグ ★★★★★★★★☆☆
 … 8
燃え ★★★★★★☆☆☆
 … 7

半額弁当争奪バトルに青春を賭ける高校生・佐藤洋。ある日、佐藤は自分に凄腕の『狼』の証である二つ名がついていることを知る。しかし、その名は理想とはかけ離れた悲惨なものだった――!
同じ頃、戦場に圧倒的な力を持った双子の沢桔姉妹が現れ、次々と弁当を奪取していく。彼女らには訳ありの過去があり…!?
さらにHP同好会に迫る死神の魔の手に槍水が最大の危機を迎える!
――半額シールが舞う時、『狼』たちの咆哮が上がる!空腹を力にただ前へ!
庶民派学園シリアス・ギャグアクション、人気もうなぎ昇りの第3弾。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


半額でも300円とはさすが国産うなぎは高いなぁと、どうでもいいことを考えたり。

これは……面白かったなぁ~。
思わず唸ってしまう程に素晴らしい出来具合でした。
1,2巻も良かったですが、それを上回るクオリティに大満足。お腹一杯です。

単純に読んでいて楽しいんですよね。
本の評価をする上で、これ以上大切なことはないんじゃないでしょうか。

半額弁当の争奪戦を命懸けで挑むバカたちが、無性にカッコ良く見えてくるから不思議。
気が付いたら、手に汗握るバトルに夢中になっちゃってます。
ストーリーの展開が燃え一直線なのは変わらずで、後半の盛り上がりに胸が躍ります。

そして、争奪戦後の夕餉のシーンが、これまたイイ。
料理漫画の誇張表現はギャグ要素としての楽しみが強くて実際に食べたくなることはまずないんですが、この作品は違います。
口の中に涎が飲み込むぐらいに溜まってしまうほど、食欲を刺激してきます。

その理由はおそらく、登場人物たちが食べているものがB級グルメだからですね。
読者が想像できる味なので、おいしいことが明確に伝わってきます。
「どん兵衛」や「チキンラーメン」なんてその典型的な例ですね。
濃厚でねっちりした文章による味の再現度が半端じゃなく、食べたくて仕方がなくなってきます。
実際、我慢できずに「チキンラーメン」買いにいきましたもんw

ギャグの切れ味も絶好調。
佐藤にもついに付けられた二つ名に始まり、白粉のBL妄想、ネーミングセンス抜群の半額弁当など笑いどころ満載です。
白粉の書く「筋肉刑事(マッスルデカ)」がweb上にあがっていて、それを読んでまた笑いましたw

▼ベン・トー特設ページ WEB特別書き下ろしあり
http://dash.shueisha.co.jp/feature/0901/index.html

新キャラクターである双子の沢桔姉妹も魅力的で良かったですねー。
過激な言葉使っておきながら被害妄想の激しい姉と、突っ込み兼ブレーキ役の妹の組み合わせが漫才みたいで楽しいw
特に姉の梗の抜けっぷりが可愛かった。
これからもレギュラーとして登場し続けて欲しいなぁ。

あとがきによると、1/4ほど削ったそうですが(ページ数に換算すると約100ページ分相当)、きっとそれだけのボリュームでも苦ではなかっただろうなと思わせてくれる内容でした。
むしろ、今巻のラストバトルと、その後の余韻をもう少し感じていたかったかなーと思ったくらいです。

読了感は、美味しいものを食べ終わったかのような満腹感で幸せな心地になりました。
あー、うなぎ食いてえなぁw

ご飯を美味しく食べられるようになる本 (極一部下品なネタあり)

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ベン・トー  アサウラ  柴乃櫂人  評価A- 

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この記事に対するコメント

誇りをかけた戦い

 燃えました。最高でした。 第一印象では、あれほど異端な世界観と語り口だと感じていたのに、今ではもう僕の方がすっかりこの作品に馴染んでしまっていました。
 是非ともここで記事になった時には読了しておきたいものだと思いながらも果たせませんでしたが、慌てて読み出したら一気でした。引き込まれます。
 読んでて感じたのは、是非ともアニメになってほしいということです。あのバトルを描くとすごいだろうなあ、と思います。まあ、香りは伝わらないので、お食事シーンを原作通りの魅力で表現することは困難だろうと思いますけどね。
 チキンラーメンなら多くの人が思い浮かべやすいだろうなあ、と思いながら、僕もありありと思い浮かべました。当初と比べて、グルメ話もパワーアップしているように感じるのは気のせいでしょうか? さりげなく用いられる比喩も絶妙ですし。
 今巻では、ようやくといった形で槍水先輩がいろいろと女の子してましたね。ありがちなのかもしれませんが、僕の心にばっちりヒットしました。恋愛メインの作品じゃないからこそ、佐藤がいろんな女の子と、一言では説明しきれないくらいに仲良くやっている一面も気に入っています。
 チェシャ猫のようにと譬えられた女の子のこともやっぱり好きです。
 特設ページのご紹介、ありがとうございました。マッスルデカが普通に刊行されたら読みたいと思ってしまうほどに、現在ではこの人の文章の虜にされてしまっています。 坊主たちの話もよかったと思います。アサウラさんには、馬車馬のようにたくさん働いてもらいたいなと思いました。
 沢桔姉妹は本当によかったですね。レギュラーで定着してほしいという願いに同意します。面白いキャラ付けだったと思います。既成の枠にはまったキャラじゃなくて、普通そうに見えて、こんなにも何か大事なところが足りなくて、それでいてそのことで積極的に周囲に迷惑を及ぼしていないキャラは気に入ります。
 親父さんを主とした下品ネタは、自粛していく方向性がいいかもしれませんね。食べ物と密接に関わる作品ですし。
 読み終えた今なら、削られた部分も読んでみたい気持ちが強くなります。終わり頃は、かなり削られた感じがありますしね。「担当さん。もう少しアサウラさんのしたいようにさせてあげてください」と言いたいですね。たとえそのことがどんな危険をはらんでいたとしても。
 今の僕は、続刊が早く出てくれることを望んでいるラノベのシリーズなど片手の指で足りるほどなんですけど、このシリーズは間違いなくその中に入ります。ネタに行き詰ることもあるかもしれませんが、今後も熱き戦いを見させてもらいたいです。

URL | 紫電 #-

2009/05/12 23:24 * 編集 *

>紫電さん
熱気が伝わってくるかのような感想文ありがとうございますw
ここまで見事にハマって頂けると、お薦めして良かったなとしみじみと思います。

ネット上では評判となっていますが、まだまだ発行部数的にアニメ化は難しいんでしょうねぇ。
しかし、その気持ちは凄く共感できます。
本を読みながら、アニメで動くシーンを妄想で考えたりすると、文字通り実に絵になる描写が多いんですよね。
執筆速度が遅いわけではないですが、早くもないので、アニメ化の話はまだしばらく先かなと予想しています。

基本的に文字だけで表現するからこそ、食べ物の味が連想できるところはありますね。
もともと作者に力はありましたが、さらに腕に磨きをかけて、読者の空腹感すら誘う文章には尊敬すらしますね。

お気に入りのキャラが多すぎて肩入れし辛いところがあるのは、贅沢な悩みかなw
レギュラー陣の女の子(槍水先輩、奢莪、白粉)は当然のこと、やはり今は沢桔姉妹をプッシュしたいところでしょうか。
あのギャップには、見事にやられてしまいました。

親父ネタは面白いのは確かですが、毒気が強過ぎる気がしますね。
ただ除外してしまうには惜しいネタだとも感じてしまいます。

一応4巻は6月以降の刊行予定となっていますね。
次はどんなネタで来るのか、楽しみですね。
また今回のように燃えることができたら嬉しいなぁ。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2009/05/13 01:02 * 編集 *

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