明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

10«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»12

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 /  Trackback -- /  Comment --

△page top

アクセル・ワールド1 ―黒雪姫の帰還― 

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)
(2009/02)
川原 礫

商品詳細を見る
読書期間:2009/2/13~2009/2/15
月間マイベスト作品

【評価……A
設定 ★★★★★★★★★
 … 9
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★★★★★★★
 … 9
SF ★★★★★★★★☆☆
 … 8
完成度 ★★★★★★★★
 … 9

どんなに時代が進んでも、この世から「いじめられっ子」は無くならない。デブな中学生・ハルユキもその一人だった。
彼が唯一心を安らげる時間は、学内ローカルネットに設置されたスカッシュゲームをプレイしているときだけ。仮想の自分を使って≪速さ≫を競うその地味なゲームが、ハルユキは好きだった。
季節は秋。相変わらずの日常を過ごしていたハルユキだが、校内一の美貌と気品を持つ≪黒雪姫≫との出会いによって、彼の人生は一変する。
少女が転送してきた謎のソフトウェアを介し、ハルユキは≪加速世界≫の存在を知る。それは、中学内格差の最底辺である彼が、姫を護る騎士≪バーストリンカー≫となった瞬間だった。
ウェブ上でカリスマ的人気を誇る作家が、ついに電撃大賞<大賞>受賞しデビュー!実力派が描く未来系青春エンタテイメント登場!

【感想】 

第15回電撃小説大賞にて栄えある<大賞>を受賞した作品。

最初にあらすじを読んだとき、SF色が強そうで個人的な好みとはかけ離れた印象を受けました。
表紙のイラストが半裸の女の子なのも何だか手に取りづらくて、正直なところ、この本の第一印象はかなり悪かったです。
迷いながらも買うことにしたのは、<大賞>を受賞するくらいなんだから、きっとそれなりに面白いんだろうなーと意図があったからで、あまり期待していませんでした。

ごめんなさい、僕が間違ってました。

メチャクチャ面白かったです!
確かに取っ掛り辛い本ですが、設定を理解し始めると夢中になって、貪るように読んでしまいました。

自分が超高速で思考することができる≪力≫を手に入れたら……と考えたことは男なら一度は誰でもあるんじゃないでしょうか。
そんな男子中高生の妄想をそのまま書き連ねたかのような内容です。

この≪加速世界≫の設定が、自分のモロ好み。
選ばれたものだけが、1000倍の速度で思考できる≪加速世界≫に接続可能というルールに惹かれました。

その力に目覚めるのが、デブで卑屈な性格をコンプレックスとして持っている主人公・ハルユキというのも良かった。
いわゆる、いじめられる側であるハルユキは、実に人間味溢れるキャラで、とても共感できます。
確かに人を信じる心が足りていないところはヤキモキしますが、決して頭が悪いわけではないんですよ。
そんなハルユキが、精神的に成長していく様が見ていると、子どもの成長を喜ぶ親の気分にでもなったようでした。
ただ、この後ろ向きな性格は、イジメはいじめられる側に大きく問題がある、と考える人には合わないかもしれませんのでご注意を。

ストーリーは王道なんですが、文章が非常に面白く読ませてくれるおかげで飽きるどころか楽しさが加速していくばかりです。
ラストの締め方も爽快で、ケチのつけようがありません。

もともと著者はオンライン小説界隈では有名な方だったそうです。
この「アクセル・ワールド」も最初は別名でweb公開していたらしく、電撃大賞で受賞し商業化されるにあたってネット上では削除されたとか。
道理で新人とは思えない完成度だと思いました。

最初は抵抗を感じていたイラストも、読み進めていくと、これしかないと思えるくらいに合っていて参りました。
表紙と同様に挿絵にも無駄にエロティックなところはありますけど、それもまた良し。
ヒロインの黒雪姫先輩が可愛かったです。

時々こんな本に出会えるからラノベ読みはやめられません。
さすがは大賞作品といったところでしょうか。
全力で追いかけたくなるシリーズが、また一つ増えましたね。

一瞬で物事を判断できる力があったらと妄想したことがある人はハマる確率大

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  アクセル・ワールド  川原礫  HIMA  評価A 

△page top

« AHEADシリーズ 終わりのクロニクル1<下>
パララバ -Parallel lovers- »

この記事に対するコメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

△page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://akikakeru.blog117.fc2.com/tb.php/498-a553e31d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

アクセル・ワールド1 ―黒雪姫の帰還―

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)(2009/02)川原 礫商品詳細を見る ~あらすじ~ どんなに時代が進んでも、この世から「いじめられっ子」は無くならない。デブな中学生・ハルユキもその一...

ゆらゆら気ままに

2012/01/25 20:36

△page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。