明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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パララバ -Parallel lovers- 

パララバ―Parallel lovers (電撃文庫)パララバ―Parallel lovers (電撃文庫)
(2009/02)
静月 遠火

商品詳細を見る
読書期間:2009/2/10~2009/2/13

【評価……C+
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
文章 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
ミステリー ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
切なさ ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5

遠野綾は高校二年生。平凡な日々を送る彼女の一番の幸せは、部活を通して知り合った他校の男子生徒、村瀬一哉と毎日電話で話すことだった。何度も電話をするうちに、互いを友人以上の存在として意識し始めた二人だったが、夏休みの終わりに一哉は事故死してしまう。本来であれば、二人の物語はそれで終わったはずだった。しかし一哉の通夜の晩、綾のもとに一本の電話がかかる。電話の主は死んだはずの一哉。そして戸惑う彼女にその声は告げた。死んだのはお前の方ではないのかと……。
二人が行き着く真実とは!?出会えぬ二人の運命は!?携帯電話が繋ぐパラレル・ラブストーリー。切なさともどかしさが堪らない、第15回電撃小説大賞<金賞>受賞作。

【感想】


第15回電撃小説大賞<金賞>受賞作。
受賞作品の中で一番あらすじの設定に惹かれて、迷わず手に取った一冊です。
そんなわけで、期待大だったんですが……。

うぅーん……、なんと微妙な……w
評価に困りますねぇ、これ。

事故死したはずの想い人から電話がかかってくるという設定は非常に興味が沸きます。
しかも、その内容が「死んだのはお前なんだ」という宣告で、どのように物語が展開していくのか気になって仕方ありません。

設定だけをみたら、凄く面白そうなんですよ。
これは当たりだと信じ切っていたら、痛い目とまでは言わずとも、予想してなかったぬるま湯で「あれ?」と首を傾げてしまいました。

一番の原因はストーリーの方向性の問題でしょうかね。
すれ違いを描いたラブ・ストーリーなのかと思いきや、ミステリー風味の作品で驚きました。
携帯電話で繋がっていても、実際にはもう二度と会うことのできない悲愴感や切なさをもっと文面に出して欲しかった。

もちろん、それだけであれば勝手に自分が期待したものと違って裏切られただけです。
しかし、ミステリー作品としてもお粗末な点がチラホラとあるんですよねぇ。

キャラクターが薄いのもマイナス点。
無駄に登場キャラが多く、しかもそのどれもがキャラ付けが甘いため頭の中に全然入ってきません。
ここまで名前を覚えられなかったライトノベルは初めてかも。

主人公の遠野綾が、考えの足らない子なのも痛恨でしたね。
物事を軽く捉え過ぎで、呆れてしまう場面すらありました。
また、パラレル・ワールドという設定なのに綾の視点からの一人称で話が進むため、ズレていく世界が説明的な形でしか変化を感じられないのも痛い。

切ない恋物語としては中途半端でした。
エピローグの余韻は良かったんですけどねぇー。
地味な作風も含めて、個人的にかなり好みな作風だっただけに、惜しかったです。
設定を生かしきれなかったのが勿体無い。

もどかしいプラトニック・ラブストーリーではなく、ミステリー寄りの内容

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  パララバ  静月遠火  越島はぐ  評価C+ 

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