明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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電波女と青春男 

電波女と青春男 (電撃文庫)電波女と青春男 (電撃文庫)
(2009/01/07)
入間 人間

商品詳細を見る
読書期間:2009/1/15~2009/1/17

【評価……B+
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
青春 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
電波 ★★★★★★★★☆☆
 … 8

宇宙人が見守ると噂されるこの町で、俺の青春ポイント獲得ミッション(具体的には女子との甘酸っぱい高校ライフ大作戦)はスタートした。
「地球は狙われている」らしい。同居する布団ぐるぐる電波女・藤和エリオからの引用だ。俺の青春ポイントが低下する要因であり、本ミッションを阻害する根源でもある。
天然癒し系な爽やか健康娘・リュウシさんや、モデルさんもびっくりの長身(コスプレ)少女・前川さんとの青春ポイント急上昇的出会いを経たにもかかわらず、俺の隣にはなぜか布団でぐーるぐるな電波女がいるわけで……。
……俺の青春って、一体どーなんの?

【感想】

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」で有名な入間人間さんの新シリーズ。

あー、作品は変わっても作風は変わらないな、この人w
「電撃の缶詰」に載っていたエッセイやみーまーのあとがきを読んでいて、おそらくそうだろうなぁとは思っていましたが。
みーまーの文章が、狂気に蔓延る世界で嘘つき少年の一人称ゆえにクドい文章になっていたのではなく、これが作者のスタイルなんだなと今更ながらに確信しました。
そんなわけで、今回もまた回りくどいというか面倒臭い文章が延々と繰り広げられるため、みーまーの「文章」に抵抗を感じた方は大人しくスルーしていた方が賢明かと思われます。

僕は大好きですけどね!
隙あらば(いや、なくとも無理矢理)ネタを仕込ませる文章が、たまらなく楽しいです。
思わずクスッと笑ってしまうというものではなく、じわりじわりと噛み締めるほどに浸透していく面白さといいましょうか。
流し読みでは全く頭に入ってこないので、1つの文章をじっくり時間をかけて読まないといけませんが、そうするだけの価値がありますね。
ただ、癖が強過ぎるため、万人にはお勧めはできないのが何とも心苦しいんだよなぁ。

キャラクターも良し。
みーまーに比べ毒気が薄いので、著者の「文章」は好きでも「キャラクター」に苦手意識を持っている人は読む価値は大いにあると思いますね。

登場人物はかなり限定されていて、主人公の丹羽真に、あとはヒロイン候補が3人+1(あえて分けてカウント)ぐらいしか出てきません。
その割には、描き切れてない印象が残りましたね。
言葉遊びのキャッチボールをダラダラと続けていたため、掘り下げが甘かったのかもしれません。

とはいえ、電波女ことヒロインの藤和エリオのインパクトは強烈です。
まーちゃんとは違ったベクトルですが、この娘も相当アレ(頭がパー系)です。
表紙の妙なエロさよりも、裏表紙の和み度にやられました。
上半身を布団でぐるぐる巻きされた女の子に、これほど萌え係数があるとは知らなかったよ。
性格的には明るくて照れ屋である同級生のリュウシさん、容姿的にはやはり同級生でボブカットが似合っている前川さんのが好みだけどねw

ストーリー、雰囲気ともに拍子抜けするくらい、ちゃんとラブコメやっています。
前シリーズのようなどんでん返しを予想して構えていると、肩透かしを食らいますね。

面白かったです……が、同時に物足りないかなぁと感じる面もありますね。
他のラブコメ小説を比較しても遜色のない出来だとは思います。
しかし、今のラノベ業界にはラブコメはいくらでも生産されているわけで、入間さんの本で読む必要性は少ないんですよねぇ。
せっかく他の作家さんにはない独特の文章を書ける方なので、もっと尖がった作品が読みたいなと思いました。

また気になった点としては、題材的に『AURA』と似通っている部分が多いところ。
たまたまでしょうが、展開も酷似しているため、読了順からいって新鮮さには欠けてしまいました。

本当に少しだけですが、みーまーのネタがあったのが嬉しかったです。
これにはファンとしてはニヤリとさせてもらいましたw

これで完結でいいと思っていたんですが、続きが出るそうで。
1巻で綺麗に終わっちゃってるので、少々不安です。
どういう展開になっても蛇足になりそうなんですよね。
少なくとも、タイトルの「電波女」の部分は変更しないと、内容的に合わないでしょうね。

シュールな笑いが好きな人にとっては病みつきになる文章です

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  電波女と青春男  入間人間  ブリキ  評価B+ 

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