明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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神様のメモ帳 

神様のメモ帳 (電撃文庫 す 9-4)神様のメモ帳 (電撃文庫 す 9-4)
(2007/01/06)
杉井 光

商品詳細を見る

【評価……B+
舞台 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆
 … 7

「ただの探偵じゃない。ニート探偵だ。世界を検索し死者の言葉を見つけ出す」
路地裏に吹き溜まるニートたちを統べる《ニート探偵》アリスは言った。
高校一年の冬に僕と同級生の彩夏を巻き込んだ事件、都市を蝕む凶悪ドラッグ《エンジェル・フィックス》――すべての謎は、部屋にひきこもる少女探偵アリスの手によって解体されていく。
「真実はきみの平穏を破壊する可能性がある。それでも知りたいかい?」
僕の答えに、普段は不真面目なニートたちが事件解決へと動き出す!
情けなくておかしくて、ほんの少し切ない青春を描くニートティーン・ストーリー。

あらすじと最初の1ページ目だけ読んで買った今作は、見事に僕の予想を超える良作でした。
ニート探偵という単語が、興味を惹かれた第一要因です。
神宮寺三郎のような渋くてダンディな探偵が可愛らしいロリっ子と一緒に事件に巻き込まれながらも解決に導いていく、という想像は、かすりもしてませんでしたがw

奇抜な設定かと思いきや、主人公はそこら辺にいる一介の高校生。
前半は、予想に反して、よくある学園青春ドラマ主体に話が進みます。
広義的にニートである若者たちの日々は、少し羨望の目で見てしまいそうなくらい楽しそうに見えます。

だからこそ、中盤から後半のシリアスな展開には、前半との落差に衝撃を受けました。
ニートですらないただの高校生が、もがき苦しみ、ボロボロになって、ようやく進むべき道を見つけ出す姿は感動します。
一歩間違えればヘタレと思われそうな主人公のナルミに、感情移入している自分がいるんですよね。
確かに、鬱な展開が続くんで、その気持ちは分かります。
でも、それだけではなく、文章の導き方が上手いおかげで、同調しちゃってるんだろうなぁと感じます。
他の登場人物も、反感を買う恐れのある要素を、逆に魅力に転じさせています。
この辺り、作者上手いです。

キャラクターのインパクトとして一番強いのは、やはりニート探偵であるアリスかな。
ロリなボクっ娘のツンデレ風味がお好きな人は、アリスに萌えられるかと思いますw
しかし、誰が何と言おうと、僕は彩夏が一番好きですけどね、ええ。

やっと、お薦めできるラノベかなって思う。
全体的にバランスがよく、しっかりと世界が作られているため、イメージしやすく、話を把握しやすいですね。
終わりの見せ方にも、僕は満足できました。

この調子で2巻にも手を出したいところなんですが、微妙に評判が悪そうなのが気になっています……。
1巻だけでも、綺麗にまとまっていると感じますし、蛇足っぽくなっていなければいいのですが。
まぁ、それを自分の目で確認するためにも、そのうち買ってきて読もうと思います。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  神様のメモ帳  杉井光  岸田メル  評価B+ 

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