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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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ドラマCD バカとテストと召喚獣 vol.2 

ドラマCD バカとテストと召喚獣Vol.2ドラマCD バカとテストと召喚獣Vol.2
(2008/12/19)
イメージ・アルバム下野紘

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発売2週間ぐらい前に予約していたのに、届いたのは発売5日後でした。
……あれ、デジャヴ……?
わざわざクリスマスイブに届けるkonozamaの憎い演出に、複雑な心境となりました。

そんなわけで、ようやく「ドラマCD バカとテストと召喚獣 vol.2」を聴きました。

んー、まぁ面白いかな。
でも、ちょっと物足りなかったかなぁというのが正直な感想でしょうかね。

バカたちのやり取りを声優さんが声を当ててくれるだけで、楽しいのは間違いないんです。
臨場感があって、馬鹿騒ぎの雰囲気がより感じられますからね。

相変わらず下野紘さんの声は、明久そのものにしか聞こえません。
ラブコメの主人公向きの声優さんですね。
名前を聞いたことがないという人も、「かんなぎ」の御厨仁や、「S・A」の狩野宙、「おおきく振りかぶって」の田島などを演じている方といえば分かるんじゃないでしょうか。
バカテスがアニメ化した際には、今以上に注目を浴びてブレイクする声優さんだと思いますね。

他にも、美波(CV.清水香里さん)のキレ具合はギャグと分かる怖さで面白いし、瑞希(CV.中原麻衣さん)の声は明るくとも妙な黒さを秘めているのが伝わってきて、声優さんってすごいなぁと今更ながらに実感させられます。
今回初登場の葉月や、常夏コンビ、学園長なども想像通りの声で違和感は全くありませんでした。
声優さんの選定は素晴らしいですね。

今回も収録されているエピソードは2本。
原作2巻の内容を明久の走馬灯で振り返る「バカと学園祭と走馬灯」。
ドラマCD用のオリジナルエピソード「バカとスケベと冤罪疑惑」。
そして合間にキャラクターたちが答えるバカテストが4問と、声優さんたちが答えるキャストによる「リアルバカテスト」となっています。
ドラマCDvol.1と全く同じ構成ですね。

バカと学園祭と走馬灯」は元々原作の中でも一番微妙なポジションにある2巻の内容なので、ドラマCD用に書き換えるのは大変だったとは思うんですけど、それを抜きにしても出来はイマイチかなぁと思いました。
調べてみたらvol.1と脚本家の方が違いますね。
おそらくこれが最大の理由かと思われます。

具体的にいえば、それぞれのシーンがぶつ切り過ぎなんですよねぇ。
もちろん全てをなぞるには尺が足りませんから、かいつまんで見せるしかないんですが、原作を読んでいても話の流れが掴みにくいのはどうかと思います。
急に説明なしの単語(常夏コンビの名称はあまりに唐突すぎた)が出てきたり、かと思えば逆に説明的な文章過ぎてテンポが悪くなっているところもあります。

バカとスケベと冤罪疑惑」の方は、いつものF組の馬鹿騒ぎです。
内容は、美波が忘れたお弁当を持ってきた葉月を誘拐したと誤解された明久&ムッツリーニの逃走劇です。
ムッツリーニのスキルの高さは異常だなぁ。あれじゃあ覗き放題みたいなもんじゃないかw

キャストによる「リアルバカテスト」は、一部の可哀想な人たちを愛でるものとなってます。
まぁ……声優さんって勉学そっちのけで若いころから働いていている人も少なくないですからね。
でも、インフレの意味ぐらいは知っておこうよw

原作ファンならそれなりに楽しめるけど、ドラマCDしか聴いていないという人(ほとんどいないと思うけど)にとっては取っ付きづらい内容だったかと思いますね。
あ、ちなみにvol.1と同様にブックレットに井上堅二さん書き下ろしのショートストーリーがあります。
ぶっちゃけ、これが一番面白かった。
これだけでも買って良かったと思いますね、ええ。

さて、次にこの声優陣が集まるのは、vol.3が発売される時なのか、それともアニメ化が決定する時なのか。
どちらにせよ、それほど遠い未来ではなさそうですね。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: バカとテストと召喚獣 

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この記事に対するコメント

こんばんは、先日はトラックバックありがとうございました!

「バカと学園祭と走馬灯」、どうも編集の仕方が…と思っていたら脚本が違う人だったんですね。普段声優以外の製作スタッフは殆どチェック入れないのでこちらの感想を見て「なるほど!」と思いました。うーん、好きなエピソードだったのでどうせならvol.1と同じ人にやっていただきたかった気がしてなりません…。

しかし、ほんとアニメ化の4文字が現実味を帯びてきてる気がして、ファンとしては思わず期待してしまいますよねw

URL | うらら #bBmFigmc

2009/01/11 00:26 * 編集 *

>うららさん
こんばんは。
こちらでは初めまして、ですね。
勝手にこっそりとトラックバックしただけなのに、まさかコメントをいただけるなんて思ってもみませんでした。
こんな辺境の地まで、わざわざありがとうございます!

脚本家さん自体に詳しいわけではないんですけど、既存作品から大きく印象が変わった時はチェックしてますね。
今回のバカテスの場合も、明らかにvol.1とは異なりましたから、もしやと思って調べてみたらビンゴでした。
結果論ではありますが、確かに同じ方に担当して欲しかったですよね。

そして、バカテスのアニメ化は鉄板でしょうねw
あとは時期だけの問題かと。
きっと爆発的に秀吉萌えが広がるんだろうなぁ……w

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2009/01/11 02:29 * 編集 *

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

| #

2010/02/05 17:46 * 編集 *

>いつきさん
コメントありがとうございます。
気づくのに少し遅れてしまってすみません。

バカテスいいですよね。
僕もムッツリーニはかなり好きなキャラです。
アニメでも、もっと盛大に鼻血を噴出してくれることを期待していますw

これからもよろしかったら、お気軽にコメントを残してもらえると嬉しいです。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2010/02/09 02:35 * 編集 *

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