明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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神様のメモ帳3 

神様のメモ帳〈3〉 (電撃文庫)神様のメモ帳〈3〉 (電撃文庫)
(2008/06/10)
杉井 光

商品詳細を見る

【評価……B+
舞台 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
ミステリー ★★★★★★☆☆☆
 … 7

彩夏が戻ってきた。冬の事件の後遺症で、僕との過去をみんな忘れて――。
ぎこちない関係のまま、僕らが昔通りの園芸部の活動を再開した矢先、僕は生徒会長に呼び出される。
「園芸部は廃部にするから」
廃部の理由である、設立時のうさんくさい経緯を調べていくうちに、四年前の不可解な生徒死亡事件が浮かび上がる。その容疑者は、テツ先輩だった。口を噤み協力を拒否するテツ先輩とニート探偵団を敵に回しアリスと僕は捜査を始める。
はたして事件の真相は、そして彩夏と僕の居場所である園芸部の存続は?
緊迫のニートティーン・ストーリー、第3弾!

【感想】 <前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>

ニート探偵第3弾。
世間一般の使われているニートの定義とは、少し異なる若者たちの物語。

久しぶりの今シリーズですが、一時は打ち切りかと残念に思っていました。
「さよならピアノソナタ」が単発物で終わるかと思いきやシリーズ化されましたからね。
さらに他レーベルでも執筆している中、この「神様のメモ帳」も書き上げるんですから執筆速度はラノベ作家の中でも随一ではないでしょうか。

ただ、読む前から一つの不安が自分の中にありました。
「神様のメモ帳」も「さよならピアノソナタ」も2巻にて、主人公があまり好きになれなかったので、もしかしたら作者との相性が悪いのかなぁと感じていたんです。
設定に惹かれるものがあっても、キャラに好感を持てなければライトノベルとしては厳しいですからね。
この「神様のメモ帳」3巻は非常に評判が良かったので、逆にこれでまた合わないと感じたら、これから杉井光さんの本を読むのは躊躇ってしまうなぁと思っていました。

しかし、それは杞憂に終わりました。

声を大にして言いましょう。面白かった!と。

これまでとストーリーの取っ付きやすさが段違いですね。
巻き込まれた非日常の世界の話と違い、今回の話は主人公のナルミ側で起こる話なので動機が明確でイイ。
スッキリと読みやすい文章で、ほとんど詰まることなく読み切りました。
アリスの独特の言い回しも悪くないですが、自分にはこのくらいが適度でいいですね。

彩夏が戻ってきてくれたのが何よりも嬉しいなぁー。
以前までの彼女とは違うけれど、それでも「ラーメンはなまる」に集うニート達にとって彩夏の存在は大きすぎる。
2巻はそれが物足りなかったんですよね。

インパクトに関しては1巻を超えるのは難しいけど、構成に関してはこちらのが上。
まるで最終巻のように綺麗に伏線消化しています。
ナルミと彩夏の話は、見事に完結したと言ってもいいでしょう。
記憶を失ってどのように振る舞えばいいのかと悩む彩夏と、もともと不器用な性格のナルミが、言葉を交わして向き合っていく様は心が温まりましたね。

2巻の感想でヘタレと称した主人公のナルミは、生まれ変わったかのように積極的に動いてます。
彩夏が帰ってきたことに対して、自分自身の感情に上手く整理付けられていないところなんかは、見ていてもどかしかった。
もう一言かければいいと分かっていても、反応が怖くてかけられない気持ちは共感できますね。

あと、とうとうアリスにデレ期が到来したようです。
こんなにも分かりやすいツンデレキャラになるとは。
ロリっ子のデレはいいね。うむうむ。

ロリといえば、イラストの幼児化現象は歯止めが利きませんね。
特にアリスは、1巻の時より明らかに年齢下がっているだろうとツッコミを入れざる得ません。
個人的には、前の方が好きだったかなぁ。

これで完結と言われても不思議ではない終わり方でしたが、これって続き出るのでしょうかね?
ああでも、アリスの過去の話については全然触れられていないんで、それを最後に持ってくるのかな。
どちらにせよ、続きが出たら絶対に買いますね。
「さよならピアノソナタ」よりもこちらを優先して書いてくれないかなー。

そういえば、この作品に出てくるニートたちって、人見知りしないですよねぇ。
現実のニートとは大違いだなw

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  神様のメモ帳  杉井光  岸田メル  評価B+ 

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