明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6 嘘の価値は真実 

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 6 (6) (電撃文庫 い 9-6)嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 6 (6) (電撃文庫 い 9-6)
(2008/09/10)
入間 人間

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【評価……B+
舞台 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★☆☆☆☆☆☆☆
 … 3
狂気 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ミステリー ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6

梅雨の季節。狂気蔓延る屋敷からどうにか抜け出し、無事まーちゃんとらぶりーな関係に戻った今日この頃をいかがお過ごしになれそうか考えていた昨今。体育の授業をサボり中、人間をお辞めになったらしき侵入者が学校に来訪した。殺傷能力を有した、長黒いモノを携えて。
そしてそいつは、無言でいきなり自我を暴発させた。つまり、長黒いモノをぶっ放した(エロい意味じゃなく)。気づけば、体育館の床一面には阿鼻叫喚の赤い花が狂い咲き始め……。
えー、最後に一言。さよなら、まーちゃん。……嘘だといいなぁ。

【感想】 <前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>

もしかしたら最後かもしれない、みーまーシリーズ第6弾。

毎回思うことなんだけど、いつまで経ってもこのシリーズは、評価し辛いし感想が書きにくい。
シリーズ内という縦の比較はできるんだけど、別作品との横の評価はもはや次元が違うため比較する対象にならない感じ。
上記の総合評価も、他の作品と比べても意味があまりないかと思われます。

しかし、今回はそれにも増してレビューしづらい理由があります。
終わり方が何とも不鮮明なんですよ。
4,5巻は分かりやすい上下巻仕様でしたが、この6巻は一概にそう言えるのか怪しい。
一応、6巻で起きた事件に関しては解決しているといえるんですが……その結果がうやむや。
3巻でにもうとの生死が誤魔化された時と酷似していますね。

結局、この回を正確に評価しようと思うと、次巻を読んでからじゃないと無理ですね。
でも、問題は果たして「次」があるのかどうか。
いくらなんでもこれで最終巻ということはないと思うんだけど……なにぶんこの作者ですからね。
これで終幕としてもみーまーらしいと言えるし、次で完結させるのもありだと思うし、何事もなく普通にまだまだ続いていくのだとしても「嘘」が許される作品だから問題なし。
素直に読み取るか、裏を読むか、裏の裏を読むか。
うーむ、難しい。

相変わらずの壊れっぷりで、一般人相手に面白いと公言すると頭を疑われてしまいそう。
それでも嘘でも何でもなく、僕はこのシリーズは好きです。
登場人物たちの心理が全く理解できないわけじゃないのが怖くもありますが。

今まで出てきた主要人物の再登場率が非常に高くなっています。
クラス分けの段階で長瀬や伏見の登場は予想できましたが、それ以外にも出番の少なかった同級生たちや、これまでの事件の加害者または被害者なども出てきて、まるでシリーズ完結を仄めかしているように見えます。

さらに特筆すべき点は、みーくん視点以外の短編も本筋の合間に挟まれていること。
例外的な独白などはありましたが、あの嘘ばかりの少年からの切り口でしかこの作者の文章を読んだことがなかったので、他のキャラの視点からだとどのように見えるか、気になっていたんですよ。
……うん、あまり変わらないなw
どいつもこいつも大小の違いがあるだけで、似たような壊れ方しているなぁ。
色々な感情を欠如しすぎていて、正常という言葉を持ち出すのが馬鹿馬鹿しくなってきます。

比較的まともだった恋日元先生は、完璧にニートになっちゃってるなw
ちょっと生々しすぎていて、現ニートの人には心情的に自殺したくなるかもしれませんのでお勧めできません。ご注意を。

『佐内利香×上社奈月=』のエピソードは良かった。
二人の独特の言い回しがテンポよく繰り広げられていて、素直にここは面白かったと言えます。
どちらのファンも一読の価値ありですね。

いつも楽しませてもらっているさんのイラストが、少々荒いのが気になりました。
作風を変えたのか、それとも時間がなかったのか分かりませんが、雑というか印象派のような画風になってますね。
風景ならそれでもいいんですけど、人物を描くのであれば以前の絵の方が僕は好きですね。

「このライトノベルがすごい!2009」で9位に入るくらいの人気作品なんだから、こんなところで切るわけがないよねーと希望的観測でいつまでも次巻を待ってます。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん  入間人間    評価B+ 

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