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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『モブ子の恋』18巻 感想 

モブ子の恋」18巻のネタバレ感想です。

やはり表紙は季節の花をテーマにしているようですね。
今回は椿。
深紅の和傘とともに色鮮やかな朱が強調されており、信子がより一層美しく見える効果がありました。

人は生きている限り他人と衝突する生き物。
綻びを修復したり再構築する関係もあれば、破綻してしまうこともあります。
社会人となったモブ子の周囲は、学生時代とは比較にならないぐらいしがらみが増えていますね。

脇役含めて分かりやすい悪人はおらず、登場人物みんなの優しさが作品の穏やかさを形成しています。
作者の意図というよりも類は友を呼ぶといった方がしっくりきますね。
信子や博基が出来た人間だからこそ、心が洗われて好循環が生まれていると感じます。

同僚たちのエピソードはまさに影響大。
特に一度険悪になりかけた明日香は登場直後のクールなお姉さんの面影が消えてなくなりました。
今は幼馴染みの太一のリアクションに一喜一憂する姿が恋する少女そのものです。
近しい間柄だからこそデートを誘うのにも勇気がいるんでしょうね。
そんな明日香の百面相を受けて、太一も少しずつ変化が見られるのが嬉しく感じます。

一番気になるのは、塩谷君と青池さんの進展具合。
オフィスラブは破局後のことを想像すると躊躇ってしまうので、自然と壁を作りがち。
青池さんに関しては4年も付き合っていた恋人と別れた直後だから、なおさら心情的に次へと進み辛いでしょうね。
塩谷君の好意を勘付いているでしょうし、いい人とは思っているはず。
そうでなければ二人で出掛けたりしませんから。

主役カップルの二人は、それぞれの内面で大きな進展が見えました。

博基が信子に合わせすぎる点を就活関連という別角度で切り込むのは見せ方が巧いですね。
「誰かに合わせて作業するだけっていうのは負担や責任からも逃げてることにならない?」という台詞は至言。
確かに彼にとっては急所を突かれた内容で、信子以外から指摘されたからこそ響きましたね。
相手に合わせるというのは、しっかりと言葉に重みを乗せて発すべきものと博基が理解してくれてよかったです。

信子はおじいちゃんの言う通り、気付いたら家族みたいに近い存在として博基を捉えていましたね。
以前なら嫌われたくないと考えるモブ子の習性が出る場面だったのに、拗ねてみせたのは新鮮な反応でした。
喧嘩するほど仲が良いとは、好意があるからこそ不機嫌になって、信頼しているからこそ仲直りできる自信がある裏返しなんだろうなぁ。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: モブ子の恋  モブ子の恋(巻感想)  田村茜 

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