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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『薬屋のひとりごと』10巻 感想 



薬屋のひとりごと」10巻のネタバレ感想です。

特使の要望に応える形で用意したのは女装した壬氏でした。
いつかはやってくれると思っていましたよ、ええ。

男性でありながら美形に性差などないと言わんばかりの蠱惑的な容姿。
されど骨格は男であると表現する画力の高さに屈服します。
大ゴマ連発が衝撃の度合いを表しており、幻想的な舞はお見事でした。

それにしても結局特使たちの狙いはなんだったのか。
上級妃を牽制して皇帝や皇弟の寵愛を受けるつもりだったのでしょうかね。

相変わらず壬氏に対して失礼な態度を取り続ける猫猫。
許しているというか、何故猫猫に真実を告げないのかが読み取れません。
読者は壬氏の正体を薄々勘付いているので、気になるポイントとしては理由の方になりますね。

本筋が見えず、中篇を繰り返している印象。
今回でいえば3話かけて描かれた「みたび、水晶宮」がメインになっています。

とにかく、梨花妃の格好良さに尽きます。
姉妹のように思っていた侍女頭の杏の非道に対して、凛とした表情で頬を叩くシーンは痺れました。
さらに拳を振り上げて解雇することで、命だけは助けたということですよね。
以前我が子を亡くし、再び妊娠したと思われる状況でよく冷静な判断ができたものです。
初登場時の衰弱した姿以降、再登場するたびに評価を上げる女性ですね。

それにしても、この国の侍女頭にはまともな人間がいないのだろうか。
時々怖い一面を見せるものの紅娘が唯一まともで、ホッとします。
これまで何度も思いましたが、猫猫は本当にいい方に選んでもらいましたね。

そういえば、普段だと怒りの感情を出さない猫猫なのに珍しく腹を立てていますね。
これまで幾度となく下女の命は軽いと猫猫の口から発せられているのには、何か大きな理由が他にあるのでしょうか。

箱に砂を敷き詰めて文字を書く土台にする方法はなるほどと思わされました。
これって紙や筆が貴重だった時代だとありふれた手法だったのかな。

説得力の塊である作画の力で唯一不可解なのは、猫猫が化粧をすると周囲に気付かれないこと。
確かに普段と比べても美少女度が格段にアップしますけど、一発でバレるだろうと突っ込みたい。
猫猫ほど人相が変わる人はいない時代ということなのかな。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 薬屋のひとりごと  薬屋のひとりごと(巻感想)  日向夏  ねこクラゲ 

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