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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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藤井聡太八冠、誕生 

歴史が生まれる瞬間をリアルタイムで目撃することができました。

第71期王座戦、五番勝負第4局。
藤井聡太竜王名人が永瀬拓矢王座を破り、3勝1敗でタイトルを奪取に成功。
そして前人未到となる現行タイトル八冠全て独占することになりました。
おめでとうございます。

たまたま休日だったので、ABEMAの生配信をずっとチェックしていました。
永瀬王座の研究範囲の深さが恐ろしい序盤。
渡辺明九段がXで反応していましたが、AIが示す候補としては低めのものまで網羅している徹底ぶり。
昼休憩が終わったあたりで持ち時間5時間の対局で、残り時間が1時間半と4時間半という大差。
AIの形勢判断でも40%-60%となっていて、今回は永瀬王座の準備が上回ったかなと思っていました。

そもそも第1局から永瀬王座の懸ける思いは節々で感じられました。
最近だと順位戦A級で斎藤慎太郎八段との対局でも似たようなことが起きており、以前にも増して研究の鬼になっていると誰の目からも一目瞭然でしたね。

しかし、中盤で追いつき、互角の形勢から一度は有利な状況までに持っていく力強さはさすがとしかいいようがありません。
研究の差をものともせず、読み合いになれば誰も勝てる気がしないのではないでしょうか。

それでも将棋界で現在レーティング2位の実力である永瀬王座。
序盤に作った時間差で藤井竜王名人を1分将棋まで追い込んだ時点で持ち時間28分残し、更にピンチも脱して勝勢にまで持っていきました。
今度こそ第5局までもつれ込んだなと確信した瞬間、己も1分将棋になったタイミングで悪手が出てしまいましたね。
前局も決定的な場面からの敗退をしたこともあり、正直またこの展開かと思った方は多いと思います。

確かに直前に藤井竜王名人が指した5五銀は予想外の一手ではありました。
ただ、落ち着いて指せば問題なく対処できた場面ではあったと思うんですよね。
それだけプレッシャーがかかり、1分将棋で追い込まれていたということなのでしょうが、永瀬王座にとってはあまりに悔しい敗戦だったことでしょう。
永瀬王座が頭を掻きむしり、天を見上げる様子は痛々しくて見るのも辛い姿でした。

一方で藤井竜王名人の冷静沈着な対局姿には貫禄がありましたね。
以前は敗色濃厚になると分かりやすく態度に出していましたが、今はギリギリまで諦めず、毒饅頭と評される相手を間違えさせる一手を繰り出すので、より負けにくくなったと感じます。

なにはともあれこれでタイトル戦無敗で16期連続獲得で八冠達成という偉業を成し遂げました。
将棋に詳しくない方ほど素直に嬉しいニュースとして受け取ると思うので、将棋人口拡大の手助けになると思います。
逆に将棋ファン、いや将棋棋士ファンとしては他の棋士も応援しているため、もっと頑張って欲しいと思ってしまいますね。
よく言われることですが、名局は一人では成り立たないのですから。

21歳の若者が文字通り頂点に輝いたことは本当に素晴らしいことだと思います。
インタビューを丁寧に受け答えする姿は、自分が同じ年だった時を思い出すと信じられません。
ただ将棋が強いだけでなく、人格者の藤井聡太さんが達成したことに大きな意味があると感じました。

テーマ: 将棋

ジャンル: ゲーム

タグ: 将棋 

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