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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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わたしの幸せな結婚 アニメ第7話「夏の華の淑女」 

わたしの幸せな結婚」アニメ第7話のネタバレ感想です。

今回は漫画版との比較多めです。

全焼した斎森家と共に実家のしがらみからひとまず解き放たれた美世。
苦しいことばかりが続いた日々だったのに、僅かに残る母との想い出も焼かれてしまったこともあってか、少なからずショックを受けている姿に心が清らかすぎると思いました。
あれだけ苦痛を受けたのですから、少しは清々したと思ってもいいものなのに。

モノローグを極力省くアニメにしているため、表情の見せ方や間の取り方が非常に重要です。
漫画版を読んでいるので理解できたのか、それともアニメ組の人でも汲み取ることが出来たのか。
いくつか気になったシーンがありました。

その最たる例が、幸次との語らいの場面ですね。
以前の告白未遂を覚えているかと尋ねる幸次に対して、とぼける美世。
あえて直接的な言葉で綴らないことで映像としての醍醐味が増しているように感じました。

一方で丁寧に描かれた漫画版の内容をアニメで観たかったと思うのも事実。
幸次が美世のことが好きだったと振り返る回想。
美世が幸次に対して味方でいてくれたことを感謝する心境。
二人が並んで歩く水溜まりに幼き日に手を取り合った風景が映り込み、もうあの日には戻れない切なさが非常に印象的だっただけに惜しいなと思いました。
アニメ組の方には是非とも漫画版も楽しんで欲しいですね。

後半は淑女として教育を受けるために清霞の姉・葉月に教えを乞うストーリー。
それ自体はいいとして、あれ?このままスルッと進めちゃうのか。
かなり進展が早く、間違いなく単行本よりも先の展開をアニメで知ることになりそうです。

個人的には清霞のプロポーズが省略されたのが不思議でならない。
原作小説だとどうなっているのか不明ですが、漫画版では最終回に相応しい内容だったんですよね。
メチャクチャ大事だと思うのに意図的にカットされたのか、それとも原作通りなのか。
うーん、分からないですね。

ちなみに改変が多数あるもののアニメを否定的には捉えていません。
これはこれで面白く、作画の出来は今期アニメでもトップクラスです。
このクオリティーで文句を言っていたら罰が当たりますね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: わたしの幸せな結婚  わたしの幸せな結婚(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

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