『アオアシ』32巻 感想
2023/06/17 Sat 21:17:25 [edit]
「アオアシ」32巻のネタバレ感想です。
エスペリオンユース監督・福田達也がプレイヤーだった時代。
前回から引き続き過去編となります。
んー、決して詰まらないわけではなく楽しく読むことは出来るんです。
ただ、回想が長い割には話が全然進んでいないのが気になります。
おそらく続巻が刊行済みで一気読みできる環境であれば全く問題ないのですが、一冊読み終わって進展があったのは福田がスペインの町に溶け込んだぐらいなので、どうしても物足りなさを感じてしまいますね。
相変わらず人種差別や国やコミュニティによる環境の違いなどがフィーチャーされています。
良くも悪くも海外サッカーは実力でしか認められない世界なのかな。
こうも度々取り上げられるぐらいですから、フィクションではなく現実でもままある話なんでしょう。
逆に迎え入れてくれさえいれば、日本とは比較にならないほどアットホームなんですけどね。
それだけ地域というより人に根付いてるのが欧州サッカーなんでしょうね。
個人的に現役選手を実名で例に出すのは微妙だと思っています。
今回だと柴崎岳選手や伊藤純也選手を例にしていましたが、スケール感が狭まってしまう感覚に陥るんですよね。
各選手を軽視しているわけでないのですけど、漫画ならではのビッグプレーと並列に考えにくいというか。
引退済みの選手だったらまだいいんですけどね。
義兄がいるとはいえ、小さな女の子を親元から離して異国の地に呼び寄せるのは無理があると思うのは頭が固いのかな。
結果的に、福田からしたらまさに勝利の女神的存在にはなってるんでしょうけども。
前回思わせ振りに描かれた栗林とデミアンの因縁は次回に持ち越し。
福田の結末は怪我による引退と確定しているので、悲劇がどのように起きたのか、早く続きが読みたいですね。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: アオアシ アオアシ(巻感想) 小林有吾
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