『味噌汁でカンパイ!』13巻 感想
2023/05/06 Sat 23:56:15 [edit]
「味噌汁でカンパイ!」13巻のネタバレ感想です。
善の誕生日祝いに夫婦茶碗を贈る八重。
幼馴染み同士、家族で集まって祝う案に拒否反応でたことも含めて、もう愛情溢れちゃってますね。
幼くして母を亡くし、殻に籠っていた期間が長かった善。
寂しい思いもしていたのは確かでしょうけど、その代わりに父や幼馴染みを始めとして周囲から存分に愛されています。
彼が真っ直ぐに育ったのは、間違いなくこの優しい温もりのおかげですね。
10年前に亡くなった母からの手紙は涙なしでは読めません。
我が子の成長を見ることが叶わないと知った時の雫の心情を想うと胸が苦しくなります。
それでも、将来の息子のために想い出を詰めた手紙を残した雫の行動は母親の愛情としか言いようがありません。
生きていて欲しかったと改めて善が思うのも無理はない。
ありえた未来かもしれなかった中学生の善と食卓を囲む父母の姿が、あまりにも幸せそうで逆に辛い。
そんな善を優しく包み込む八重が居てくれて本当に良かった。
涙を隠すように抱きしめてくれる彼女を抱きしめ返す善。
絶対に手放してはいけないと再認識したんじゃないかな。
次回、最終巻ということで綺麗な締め括りを期待しています。
☆第73杯目 3種のきのこのお味噌汁☆
ぶなしめじ・舞茸・エノキと、どれもこれも美味しいですよね。
まさに秋の味覚って感じ。
☆第74杯目 餃子の皮ワンタンと鶏団子の味噌汁☆
ガッツリと主食として食べられるタイプの味噌汁ですね。
ってか、この具材なら味噌汁でなくてもいいような気がする。
☆第75杯目 里芋と豆苗の味噌汁☆
二見先生の朝御飯編。
豆苗は味噌に負けない苦味と食感が美味しくて結構好きです。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: 味噌汁でカンパイ! 味噌汁でカンパイ!(巻感想) 笹乃さい
« おとなりに銀河 アニメ第4話「姫と空もよう」
【推しの子】 アニメ第4話「役者」 »
コメントの投稿
この記事に対するコメント
トラックバック
| h o m e |