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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『ちはやふる』46巻 感想 



ちはやふる」46巻のネタバレ感想です。

背水の陣は変わらない・第四試合。

追う者より追われる者が重圧を感じる時間帯。
一枚一枚に重みが増していきます。

詩暢から初勝利をもぎ取ったことを本人以上に周囲が喜んでいるのが千早の人徳ならでは。
かるた部の面々が泣いて喜ぶ様は、まさに感動。
もう千早の夢は一人だけのものじゃないですね。

まだあと2勝必要であるため緊張を解くことができない千早を和らげた母親の存在も大きかった。
競技かるたを知らないからこそ、我が子の本質を見抜けるのですから母は偉大ですね。

そして、それは詩暢も同じ。
ただこちらは親子ともに不器用で言葉足らずの似た者同士。
直接伝えられない母親の愛情を感じた時、余裕が消えていた詩暢が我を取り戻すところは格好良かった。
ラスボスは強くなくては倒しがいがないですから。

周防名人、須藤に目の病気のこと伝えていたのか。
普段の言葉遣いから一見荒々しく見えるけど、須藤はドSなだけで凄く思い遣りのある魅力的な人柄を持っているので、周防名人が打ち明けた気持ちも分かります。
実際、病気のことを調べて助言する須藤の優しさと涙に心打たれました。
物語が長編になったからこそ、深掘りできたキャラクターだったと思います。

それにしても点字のかるたなんてあるんですね。
情熱は不自由を超越するんだなぁ。

普段クールな周防名人が必死に取り組む一方で、深みにはまっていく新。
祖父の姿をトレースし続けたことで自分自身を見失っている様子。
落とし穴に嵌まった新が見付けた光明が、友でありライバルである太一というのが熱い。
いつもながら遅れて登場する太一ですが、今回は間に合いましたね。

果たして第五試合にまでもつれるのか、はたまた決着となるのか。
いずれにしても終わりが近い。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ちはやふる  ちはやふる(巻感想)  末次由紀 

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