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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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虚構推理 Season2 アニメ第23話「スリーピング・マーダー」  

虚構推理 Season2」アニメ第23話のネタバレ感想です。

スリーピング・マーダー編、完結。
遂に隠された真実が暴かれる時が来ました。

真犯人は長女だった、というのはそこまでの驚きがあるわけでもありません。
他の人物と比べるとアリバイが弱いというのは既に指摘されていたことですしね。
ただ、音無澄の肉声で犯人が男であると叫んだ事実がややこしくさせていて、それが面白さに繋がっています。

妖狐の吹雪が殺しに失敗して、真犯人を庇うために化けていたというトリックには気付けませんよ。
手柄をもらうために工作したことが琴子にとっては崩す必要があり、それがしっかり虚構の推理をする理由に繋がっているのが素晴らしい。
ただでさえ音無会長の課題や自殺だと思わせる誘導で複雑になっている物語をここまで消化しているのは素直に凄い。

唯一少し惜しいなと思うのは、藤沼耕也があっさりと自白したように見えること。
口を滑らせるように追い込ませていたのは分かるんだけど、簡単にポロっと言っちゃったように感じてしまいました。
尺的な問題もあってじっくり描くにも限界があるでしょうし、仕方がないと思うことにします。
「銃弾の峰ってどこだ!」という迷言も迫真の演技で聞くことができて満足です。

音無会長の信念は琴子が守る秩序と一致していたものの、終始甘い考えでしたね。
因果応報なので同情はしません。
一切手を緩めなかった琴子は正しいと思います。
ただ、それが九郎にどのような影響を与えたかを確認できるのは、アニメ3期をやるかどうか次第ですね。

実は六花も一枚かんでいたことが判明し、隙の無い構成だったシリーズ。
これで最終回で良かったと思うんですけど、何故かまだ1話を残しているんですよね。
次回タイトルからして鰻屋の短編をやるようです。
最終回っぽくはないけど、あの話も好きなので単純に楽しみですね。


テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 虚構推理  虚構推理2期  虚構推理2期(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

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