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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『恋は世界征服のあとで』6巻 感想 



恋は世界征服のあとで」6巻のネタバレ感想です。

まさかの最終巻。
予想していなかっただけに驚きが寂しさを上回りました。
まだまだ描けるエピソードはありそうなものなのに随分と潔いなぁ。

博士の孫である氷華が巻き起こす騒動に振り回される不動とデス美。
気になるところで終わった前回からです。

平和なラブコメとして読んでいたのでライバルキャラの存在は邪魔になるかなという心配でしたが、杞憂に終わりました。
氷華のキスを躱していたとは、やるなぁ不動。
彼女の前で別の女性からキスされて誤解される定番のパターンを回避できたのは素晴らしい。
若干可哀想でしたけども、不動にモーションをかける氷華を上手くギャグに落とし込めているのは良かった。
ポンコツな彼女が時折見せるドヤ顔はお気に入りです。

残り僅かのタイミングで実咲姐さんメイン回があるとは嬉しい限り。
しかも温泉回ということで、豊満なボディを露にしており眼福モノでした。
OL時代に素手でゲッコーをなぎ倒す姿も新鮮で魅力的。
大悟の言葉でヒーロー引退を取り止めた涙は美しく綺麗でしたね。
無理に脇役同士をくっつける必要性はないですけど、この二人の組み合わせは応援したいと思わせられます。

最終章は海外から悪のヴィラン軍団が来襲し、ジェラート5とゲッコーが共闘する展開。
レベル違いの強さに壊滅寸前までいきましたが、デス美が覚悟の改造手術を受けて怪人化したのは不覚にも胸にくるものがありました。
あそこまでガチゴリラとは思わず、元に戻れず不動と別れを決意する涙は面白いのに泣けてきます。
アルくんのファインプレーがなければ湿っぽい展開になっていたでしょうね。

6年後にスキップした最終話は、それぞれ新しい人生を歩んでいて随所に楽しませてもらいました。
ヴィランの攻撃で本部を破壊されたことで、ヒーロー達がゲッコーに吸収される形で平和維持組織となっているのは面白い。
ジェラート5は解体となってしまいましたが、みんな幸せそうで何より。
隼人だけ道を踏み外している感はありますけども。

一番オイシイ登場の仕方をしたのは間違いなく暗黒王女・ウラ美ですね。
エース扱いされていた死神王女、そして死神王子に変身した不動はテレビカメラの前でバカップルやっているだけですし。
まぁでも、世間にバレて非難される展開はなく受け入れられたまま終わる優しい世界でよかった。

シリアスとコメディのバランスに優れた漫画でした。
欲を言えばもっともっと読みたかったですけど、綺麗に短く終えたのでお勧めしやすい作品となったと思います。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 恋は世界征服のあとで  恋は世界征服のあとで(巻感想)  野田宏  若松卓宏 

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