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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『ちはやふる』45巻 感想 



ちはやふる」45巻のネタバレ感想です。

正念場の名人クイーン戦・第三試合。

崖っぷちに追い込まれた千早。
救ってくれたのは、かけがえのない人達でした。

原田先生が居てくれて本当に良かった。
「小さなミスを重ねた末の2敗」とはまさにその通り。
様々な感情が入り乱れるところで、かるたに紳士に向き合えたのは師匠のおかげ。

新が太一の代わりに千早の強さを思い出させてくれました。
みずさわファイトの掛け声に思わずうるっと来て。
ラッキー貯金を使ってくださいと神様に懇願する奏の想いに完全に涙腺崩壊しました。
大切な人のために必死になることがいかに感動を呼ぶことか。

千早の力になると思って奏に大盤係を譲ろうとする田丸の気持ち。
千早の夢のために田丸が傍に居て欲しいと思う奏の気持ち。
もうみんな千早が大好きなんだなって分かって感極まります。

シンプルに集中できる強い千早が戻ってきました。
これまで積み重ねてきた時間と想いが届かなかった最後の一枚までを手繰り寄せてくれました。
ここまで覚醒してもギリギリの勝負になるぐらい強敵の詩暢に対して、遂にもぎ取った一勝には涙と歓喜が押し寄せてきます。

太一、早く来い。
生中継を観てガッツポーズしてる場合じゃないよ。
千歳を呼び戻そうとすることも悪くはないけど、今いなきゃいけないのは千早と新の近くなのだから。

千早同様に連敗で後のない周防名人も本気モード突入。
親より大事な人が応援に駆け付けてくれて、スイッチが入らないわけがない。
新は奇しくも千早に伝えた自分のかるたに疑問を持ち始めて、こちらの勝負も混沌としてきました。

専任読手界のラスボス的存在、九頭竜葉子のエピソードも良かった。
夫の介護、山城今日子との友情、読手としての矜持。
の数だけドラマがある本作の醍醐味を佳境となった今でも感じさせてくれました。

残すところ5巻、そして最大でも2戦。
クライマックスは近いですね。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ちはやふる  ちはやふる(巻感想)  末次由紀 

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