『おとなりに銀河』5巻 感想
2023/01/27 Fri 23:53:51 [edit]
「おとなりに銀河」5巻のネタバレ感想です。
星に願いをかけて、手を取り合う二人の表紙が素敵。
姫様、故郷に帰るの巻き。
とはいっても帰郷ではなく帰省で、それも恋人である一郎をはじめ皆を連れての旅行的な気分です。
しおりは島民に慕われているというレベルではなく、依存されているように見えますね。
感情を超越した信仰対象となっているようで、宗教染みているのが第三者視点だと異様に映ります。
うら若き女性が束縛から逃走したくなるのも無理はありません。
前回は言い負かされた母親相手に強い言葉で言い放つしおり。
気持ち悪い、大嫌い、悲しい、寂しかった。
いずれも溜め込んでいた思いを吐露したもので、頭の固い親だからこそ激しい口調でなければ伝わらないと思ったのでしょう。
親の心子知らずとは言ったもので、両親もしおりに苦労かけたくないと思っていたんですけどね。
のほほんとしている作風で唯一いがみ合っている部分なので、いつか和解できる日が来ると良いなと思います。
初々しさ満載だった二人の関係も良い意味で少しずつ慣れてきました。
ちびちゃんもイチャついている二人を見て「もはや落ち着く」という始末。
ますますバカップルが進行しており、恋人が好き過ぎて他のことに手に付かないとか、どこぞの中高生ですか。
いやまぁ気持ちはよーく分かりますけどね。
このままスローペースで続くんだろうなと思っていただけに、急にプロポーズとなったのは驚き。
計画から実行までを1話で完結するぐらいあっさりで更にビックリ。
サプライズを企画しても妄想を膨らませるしおりには通用しませんね。
プロポーズの言葉を食い気味で返事しちゃうのは、彼女らしさ全開で笑っちゃいました。
ところで未だに身体を重ねてはいないようですね。
彼氏の酔う姿をツマミにして酒を呑むような肉食派の彼女がいて、よく無事でいられたもんだ。
作中でしおりの発言にもありましたが、棘を刺さずに抱き合うことって出来るのかな。
今春のアニメ化も加えて昨日ドラマ化も発表され、まだまだこれからの二人の関係。
果たして物語の着地点はどこに持っていくのでしょうかね。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: おとなりに銀河 おとなりに銀河(巻感想) 雨隠ギド
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