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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『ちはやふる』44巻 感想 



ちはやふる」44巻のネタバレ感想です。

白熱の名人クイーン戦・第二試合。

まさか、とまでは言いませんが千早が2連敗という危機的な展開。
用意してきた手札を切った上での敗戦はあまりにも痛い。
早くもがけっぷちに追い込まれた千早が、ここから逆転する手立てはあるのでしょうか。

詩暢の独特なかるたとの繋がり方に初めて気付き、意図を汲んだところまでは良かった。
でも、詩暢が気に障る配置という活用方法は失敗だったと思います。
確かに集中力を分散させる手段として一時的に成功しましたけど、嫌がらせのような戦法は反感を買ってしまいました。
それだけ勝ちに拘っている証とも言えるんですけどね。

そこで気落ちせずに試合中にブレを修正できたところに千早の成長を感じます。
詩暢にとって唯一の友達だった小さな神様たちを仲間に引き込むような戦い方は確実に爪痕を残しています。
原田先生の攻めがるた魂も確実に引き継いでいます。

それなのに。
ここまでやって、まだあと一歩届かないというのは枚数差以上の絶望感がありますね。


母親に買ってもらい、姉に届けてもらった着物で万全な状態になったにもかかわらず勝ちきれない。
未だに一度も詩暢に勝てていないという事実が重く圧し掛かってきます。

この展開を予想していたわけではありませんが、有り得るかなとも思っていました。
予想外とまではいかなかった理由は、クイーン戦を5試合制にしたこと。
3試合制で良かったのではという外野の声が出てくる可能性はあるなぁ、と。

この窮地を救うのは誰なのか。
去ろうとしていた太一か。
同じ浦安の間で戦う新か。
それとも己自身でこの壁を乗り越えることが出来るのか。
いずれにせよ、ここから盛り上がると信じています。

名人戦も新たな局面に移行しそうですね。
周防名人が家族の存在に気付いた時のリアクションは意外でした。
てっきり目を丸くしたり、思わず笑ってしまったり、はたまた気合を入れ直す表情を見せるのかと思っていたら、汗をかきながら困惑するとは。
思っていたよりもシンプルな感情ではないのかもしれませんね。
こちらはこちらで注目ですね。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ちはやふる  ちはやふる(巻感想)  末次由紀 

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