明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5 欲望の支柱は絆 

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 5 (5) (電撃文庫 い 9-5)嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 5 (5) (電撃文庫 い 9-5)
(2008/05/10)
入間 人間

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【評価……B
舞台 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★☆☆☆☆☆☆☆
 …3 

閉じ込められた(継続中)。まだ僕は、まーちゃんを取り戻していない。
外界と完全遮断した密閉屋敷9では、家族を殺人犯として疑い合う異常な環境が生み出されていた。もちろん、その最有力候補は、家族ですらない部外者の僕である。わはは。
……さて、それはさておき。依然としてこの屋敷に助けは来訪していない。無力すぎる脱出への工作も終わり、食糧も底をつき、大江一族の疑心と嫌悪が頂点に達した時……ついに伏見の姿まで消えた。
いよいよ、華の全滅に向かって一直線、なのかなぁ。
うーむ、まーちゃんが恋しいこの頃である。

<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>

登場人物がまともな思考を持っていないので青少年にはお勧めしたくないシリーズ、第5弾。
4巻から続く大江家密室殺人事件の解決編でございます。

本の内容に入る前に、まず表紙の人物が気になりました。
これは「男装したまーちゃん」なのか「まーちゃんに扮したみーくん」なのか。
最初は後者だと思っていたんですよ。
前髪の付け根が不自然なのはカツラを被っているように見えるし、4巻のまーちゃんの絵と連動しているのかと思いました。
裏表紙には後姿が見れるようになっていてその背中に「嘘だけど」という張り紙まで付いているのも、素直に顔出しをしないのも彼らしいなぁと感じる要因でした。
……が、よーく見てみると服や靴がダボダボなんですよね。
となると、これは女の子が男装しているということになり、つまりは表紙の人物はまーちゃんのはず。
危うく騙されるところだったぜ……!
よくよく考えてみれば、彼の顔出しは作品的にNGだったね。うん。

さて、本題です。

前巻は最後で怪しい雲行きになったところで終わってしまい、先が気になっていました。
あらすじからして不吉な内容で、読むのが怖かったですね。
柚々だけは生き残ってくれと切実に願っていましたよ。
それが叶ったのかどうかは……読んでくださいw

気になる殺人事件の解決編はといいますと、まあ妥当だったかなと言えますね。
半分以上は推理が当たっていました。
大江景子と大江貴弘の顛末については、消去法で簡単に分かりましたね。

一番予想外だったのは、犯人の行動心理です。
それも一種の考え方なのかもしれませんが、常人だと自負している自分には到底考え付きませんでした。
まぁ、想像できなくて良かったと思いますけど。

しかし、真相が判明して、はい終わり、というわけではないのは面白いと思いました。
密室空間の狂気と空虚を味わうことが出来ます。
ある意味、この辺りが今シリーズで一番求めているところなのかもしれません。
自分も順調に壊れていってますね。わはは。

それだけに、オチは微妙だなぁと言わざるを得ませんでした。
もともと推理面は結構曖昧なところが多くて想像でまかなうところがありましたけど、ちょっと今回のは強引かなーと感じましたね。
ミステリー要素に期待を持ちすぎると反動が大きいかもしれません。

この作品は結局のところ推理を楽しむのではなくて、悪意に満ちた世界で壊れ続ける人間たちの醜悪な様を傍観者という安全な立場から見てはじめて楽しめるのかなと、改めて思いました。
深く考えすぎると、トラウマどころか読み手も本当に壊れてしまいそうですしね。

そんな砂利が口の中に入ってくるような物語において、柚々の癒しは救われます。
いい娘だよなぁー。
普通というのがこんなに眩しいのかと教えてくれる存在です。
柚々に萌えるのは健常の証じゃないかな。

好きなシリーズですから、これからも買い続けはしますけど、そんなに長く続けるべき作品ではないなと思いますね。
どうしても初期のインパクトは薄れつつあります。
人間、どんなことにでもいつかは慣れてしまいますから。
良作で終えるためにも下手に巻数を伸ばすよりも、強烈な内容を一発かまして完結して欲しいな。

それとは別に、著者の別作品も読んでみたいなと思いますね。
一体どういったものを書くのか、非常に興味があります。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん  入間人間    評価B 

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