『ONE PIECE』104巻 感想
2022/12/22 Thu 23:50:40 [edit]
「ONE PIECE」104巻のネタバレ感想です。
遂にカイドウとの死闘に決着。
作中でも最強格を撃破する時がやってきました。
ただここまで引っ張ってきた最後の一撃は、もっとスカッとするものであって欲しかったな。
回想が挟まれ過ぎてて、これで終わりなのかすぐには判断できませんでした。
場面転換が多すぎてルフィvsカイドウに視点が集中し損ねた感があります。
海底火山噴火しているけど、きっとカイドウもビッグ・マムも生きているんだろうな。
この作品は死者が全然出ないので緊迫感に欠けます。
アシュラとイゾウ、あとホーキンスが本当に死んだのか疑っていますよ。
錦えもんや菊之承が生き残っているぐらいですし。
ペルの件があまりにも罪深くて、エースほど明確に描かれないと信じられなくなってしまいました。
ワノ国の締め括りとして、臣下を携えて立つモモの助は格好良かった。
はなたれ小僧が随分とイケメンというか男前になりましたね。
しのぶの「ジュクジュクの術」で大人になったことをすっかり忘れてて、カイドウを倒したから呪いが解けたんだったっけ?と最初勘違いしてしまいました。
でもまぁ、いくら中身が8歳とはいえ、ナミに抱き付くのはアウトだね。
普通におっぱい触ってたけど、殴られて当然です。
ヤマトが男湯に入って、菊之承が女湯に入っていたりと性に大らかな国なことで。
元々混浴もあったくらいだし、オープンなのはお国柄なのかな。
サンジが鼻血噴射して喜びそうだ。
ボス撃破後恒例となる世界情勢変動がワクワクする。
ルフィ、キッド、ローの船長3人組の懸賞金爆上げ。
30億はカイドウやビッグ・マムに比べると少なく感じますが、共闘の末にギリギリ破ったことを考慮したら妥当な金額でしょう。
問題は四皇のメンバー。
バギーがここまで登り詰めるとか、初登場時には考えられませんでした。
最近は25巻表紙を飾った4人が四皇になると予想されていましたけど、実際に実現すると違和感ありまくり。
ギャグなのかマジなのか、早く今のバギーの実力が知りたいところです。
緑牛のご尊顔初お目見え。
モデルは原田芳雄さん。
個人的にはあまり見たことがない俳優さんだったのでピンと来ませんでしたが、世代であれば似てると感じるのかな。
藤虎が筋を通す物分かりの良いキャラだったのに対して、緑牛はクズな性格で分かりやすい敵役って感じ。
将来的に誰かが倒すことになるんだろうなと想像が容易いですね。
1054話からの最終章突入。
サボがコブラ王殺害した話はどう考えてもフェイクでしょう。
ビビも含めて、ルフィ達と再合流するような展開があったら熱いなー。
2019年にあと5年で完結と原作者が語っていますが、もうちょっと尺はいるでしょう。
というか、中途半端に終わらせてもらっても困ります。
ずっと謎だった日和が鬼ヶ島に渡れた理由を本編では描けず、単行本の質問コーナーであるSBSで回答したのは正直漫画家としてはミスだったと思います。
物語の量が膨大になりすぎた弊害でしょうね。
進みが遅いと外野から色々と文句を言われるとは思いますが、ここまできたらキッチリと最後まで描ききってもらいたいものです。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: ONE_PIECE ONE_PIECE(巻感想) 尾田栄一郎
« 『HUNTER×HUNTER』37巻 感想
『姫乃ちゃんに恋はまだ早い』7巻 感想 »
コメントの投稿
この記事に対するコメント
トラックバック
| h o m e |