明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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とらドラ! 

とらドラ!1とらドラ!1
(2006/03/25)
竹宮 ゆゆこ

商品詳細を見る

【評価……B+
舞台 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
オススメ度 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ラブコメ ★★★★★★★★☆☆
 … 8

桜舞う四月。高校二年。新しいクラス。
目つきは悪いが普通の子、高須竜児は、ちっちゃいのに凶暴獰猛、“手乗りタイガー”と恐れられる逢坂大河と出会う。そして彼女の知ってはいけない秘密を知ってしまい――。それが竜虎相食む恋の戦いの幕開けだった!
いつもにこにこ、超マイペース娘の櫛枝実乃利、文武両道、勤勉実直、だけどちょっとずれてるメガネ委員長、北村祐作も絡み、どこか変なメンツによる恋はすんなりいくはずもなく……!?
『わたしたちの田村くん』の竹宮ゆゆこ&ヤスが贈る超弩級ラブコメ登場!

現在、数あるライトノベルの中でも注目度が非常に高い「とらドラ!」シリーズ。
このライトノベルがすごい!2007」では6、「このライトノベルがすごい!2008」では4と人気もうなぎ昇り。
今秋にアニメの放送も決まり、今一番勢いのある電撃作品と言っても過言ではないんじゃないでしょうか。

実は今年の初めに『BLACK BLOOD BROTHERS』の1巻とセットで買っていて、ひとまずBBBが現行に追いついたので新しい長編をということで手をつけました。
予備知識何にもなしで、ただ評判だからというだけで手に取った今作ですが、どうやら当たりだったようです。
やっぱり他の人の感想って大事だなぁと思いますね。
自分の感想が少しでも役立っているといいんですが。

今作は、超能力バトルもなければ不思議生物が生息するわけでもない、普通の世界の話です。
キャラクターの肉付けはラノベ色が強いので、二次元世界の作品なのは間違いないんですが、キャラクターの心情については本物の人間らしさを感じるところがあります。
ラブコメの王道を直進する内容で、万人受け(一般人除く)しやすい作品じゃないかな。

素直に面白いと思う。
だけど、どこが面白いのかと聞かれると困りますねぇ。
舞台設定に目新しいところはないし、物語も先の展開が丸見えだし、文章も特筆するほど他の作家さんと比べて優れているわけでもない。
全てが平均もしくはそれ以上ってところに良さがあるのかもしれません。

ベタベタでお約束満載のコメディが、どれもこれも面白くて癖になります。
笑いの種になりそうな設定を登場人物たちに散りばめさせているのは巧いなぁと思いますね。
それを花開かせていけば必然的に笑いが起こるわけですから。
どう転んでも面白いよなぁという安心感すらありますね。

キャラクターは、ヒロインよりも主人公・高須竜児に目が行きます。
竜児のキャラが凄い好きですねー。
さすがは「このライトノベルがすごい!2008」男性キャラクター部門で秀吉に次ぐ5を勝ち取っただけのことはあります。
目つきが悪く周囲から怖がられているのに、実はとっても家庭的な男。
悪事を働くどころか、シャイで女の子とまともに喋ることすらできないという、可愛げのある高校生男子です。
男の自分からして見ても、女の子に人気がありそうだなーと思いますね。

ヒロインの逢坂大河は、昨今のラノベでは非常によく見るタイプの亜種ですね。
アニメの大河役の声優が釘宮理恵さんといえば、分かりやすいでしょうか。
シャナ、ルイスといったツンデレ系わがままヒロインです。ついでに暴力で解決しようとする節があるのも似てます。
正直言って、僕はシャナもルイスも苦手です。
暴言を吐きまくる少女はご遠慮したいと思っています。あ、お姉さまだったらアリですが。
そんな僕でも、大河は不思議と抵抗感ほとんどなく受け入れることができました。
多分それは、ツンデレというよりもツンドジと言った方が正しいからでしょうかw
憎たらしいことを言っていても、大事な場面に限ってドジる大河は愛嬌があって良いですね。

さらに主役級といって過言じゃない、櫛枝実乃梨と北村祐作の二人もキャラが立っていて素敵。
特にみのりん(実乃梨)は、大河よりも好みのタイプだ。元気があってよろしい。うむ。
キャラクターの内面を掘り下げるのが上手い作者だなぁと感じましたね。

1巻だけでも綺麗にまとまっていますが、恋愛模様に関してはこれからが本番といったところかな。
普通に考えれば結末は想像付きますが、はたしてそう単純に話が進むのか。
作者の前シリーズ『わたしたちの田村くん』は未読なので、どういった作者なのかはかりかねてます。
ラブコメの宿命として、終盤gdgdになってしまうところがあるから、そこだけは気をつけて欲しいなー。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  とらドラ!  竹宮ゆゆこ  ヤス  評価B+ 

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この記事に対するコメント

 いつも素早いコメント返信ありがとうございます。

 昨年末からようやくぽつぽつと『とらドラ』シリーズを読んでいるのはいいんですが、本編もアニメも終わってしまって、何だか時代に取り残されていて寂しいなあ、という思いを禁じ得ません。 旬に読むことで、ライトノベルには何らかの付加価値みたいな要素が上乗せされるみたいですね。はっ、だとしたら、『バカテス』シリーズも早く読まなくっちゃなあ……。

 竜児はみのりんのことが好き。大河は北村のことが好き。だから読者としては二人の恋が上手くいくように陰ながら見守る。それでいいよな? いいんだよなあ!? と、ツッコミながら読みました。

 電柱のシーンとか、なんかわりと好きです。

 竜児は、『はがない』の小鷹と共通点が結構多いと思いますが、登場作品の作風が異なれば、ここまで印象が違うのか、という感じがします。
 いくらかっちりした主夫とはいえ、「こんな男はいねーよ」と、何度ツッコミを入れたか分かりません。まあ、竹宮ゆゆこさんの料理魂はうかがえましたが。

 ちなみに、竹宮ゆゆこさんのあとがきは、いつも想像するだけで恐ろしいことが書いてありますけど、その点に関して、秋空翔さんはどう感じていらっしゃいますか?

URL | 紫電 #hfCY9RgE

2010/04/11 09:03 * 編集 *

>紫電さん
ラノベにも旬というのがありますからね。
時事ネタや流行りの笑いなど、時間が経つと鮮度が落ちるものもあるでしょう。
とはいえ、「とらドラ!」の場合は、アニメ終了からまだ1年ですし、そういうのはないと思いますね。
盛り上がりが落ち着いてしまった寂しさはあるかもしれませんけど、ネットというのは便利で、当時の熱がログとして残っていますから感じることはできるんじゃないかなーと思います。

竜児が似ているのではなく、小鷹が似ているんですけどね。
僕だけではなく各所で指摘されている点なので、作者も多少狙ったのかもしれません。

作者のあとがきというと三十路の女性らしい内容がつらつらと書かれていたイメージしかないですねぇ。
よく聞きますけどね。こういう人。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2010/04/12 03:44 * 編集 *

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