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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『ぼっち・ざ・ろっく!』4巻 感想 



ぼっち・ざ・ろっく!」4巻のネタバレ感想です。

いつもの薄暗い室内ではなく爽快な青空をバックにした表紙となっています。
おかげで印象がだいぶ明るく感じますね。
ぼっちちゃん、太陽の下で平気だろうか……。

ついにフェス本番。
作曲に苦心したり、歌声に悩んだり、とにかく練習に明け暮れる日々を過ごした結束バンド。
待っていたのは、未確認ライオットのファイナルステージにすら立てなかったという厳しい現実でした。
確かに甘い世界ではないのでしょうけど、ゆるい世界観に反してなかなかシリアスですね。

大ゴマで描かれたライブ審査シーンは、みんなの笑顔と汗が素敵でした。
ぼっちちゃんですらキリっとした引き締まった表情で、演奏の盛り上がりが伝わってくるようでした。
本人達にはある程度手応えはあったのかな。
悔し涙は今後彼女たちが本気でデビューを目指すキッカケとなるのですかね。

フリーライターのぽいずんが正式に謝罪を示したので、第一印象で抱いた嫌悪感はほぼ和らぎました。
あまり刺々しいキャラというのは、きらら作品には似合わないと思うので良かったです。
キャラを作っていたというのは若干後付けのように感じましたけどね。

とまぁ、ストーリーは大きく動きました。
今後レーベル編に突入していくことになるのでしょう。

でも結局のところ、本作の醍醐味はぼっちちゃんのネガティブ・ボケ・スパイラルなんです。
ひたすらコメディ路線で走り続けてくれた方が唯一無二の面白さを得られると思うんですよね。
今回も楽しかったのですけど、これ以上はシリアスの比率を増やすのは避けて欲しいところです。
そういう意味では、フェス編以降の方が楽しめました。

リョウとぼっちちゃんが似た者同士で後先考えずに行動したりとか。
蜜蜂水着の斬新さとか。
溺れたぼっちちゃんが海水と共に魚を吐き出したりとか。
実は嫉妬されるぐらいナイスバディなぼっちちゃんが胸を水平にされるとか。
肝試しをやりたくてハイテンションになっている喜多ちゃんとか。
一々ツッコミを入れていたら感想を書ききれないくらい小刻みなボケに笑わせてもらいました。

普段のSIDEROSが垣間見れる番外編も良かったです。
大槻の顔の崩れ方がぼっちちゃんとは変化を付けていたりと芸が細かい。
この娘もまた「ぼっち・ざ・ろっく!」の名に相応しい独り身気質なところが窺えますね。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ぼっち・ざ・ろっく!  ぼっち・ざ・ろっく!(巻感想)  はまじあき 

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