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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『花野井くんと恋の病』1巻 感想 



花野井くんと恋の病」1巻のネタバレ感想です。

漫画雑誌デザートの連載作品は今も昔もいくつか読んでいます。
その中でもまさに王道的な少女漫画といえるのが本作です。

主人公・日生ほたるは恋愛感情に疎い女の子。
感情が分からないのではなく、まだ恋心を知らないだけって感じで幼さの残る女子高生です。
そんな彼女が学内でも随一の高スペック男子である花野井くんが振られるところを目撃したところから始まります。

素朴な女の子が一途な男の子に惚れられるというのは定番の題材ですね。
少年漫画のラブコメでも性別を逆にしたパターンでよくあるので、読者のニーズは常に高いのでしょう。
実際、胸キュンという言葉が死語になってもラブストーリーのときめきは得難いものがあります。

本作ならではの特徴としては、花野井くんが異常に重いこと。
確かに顔はイケメンなんだけど目が少し病んでて怖いし、何より行動が常軌を逸している。
一歩間違えればストーカーと言われても仕方のないようなことをしています。
題名からして明らかに何かしらを抱え込んでいるのは明らかです。
今のところ彼女想いという範疇で済んでいるのは、受け手のほたるちゃんのおかげでしょう。

まぁ、別に悪い人ってわけではないんですけどね。
男子高校生としてはある意味我慢できている方と言えなくもないですし。
なんせほたるが無防備すぎて距離感近いから、お試し期間とはいえ彼氏としたら手を出したくもなる気持ちも分かります。
そういう意味では相性が良いといえるのかな。
どちらもトラウマ持ちのようですから、お互いに救われるといいなと思います。

ほたるちゃんは小動物的な可愛さがあります。
女友達に好かれるタイプでしょうね。
美味しそうにご飯を食べる顔を見ていたら、こちらまで幸せな気分になれそうです。

朝、先に待ち合わせ場所に行こうと頑張る話が好き。
必ず会える約束をしている待ち合わせってワクワクしますよね。
それが恋愛絡みだとしたら、そりゃあもうドキドキして落ち着きませんよ。
あぁ、思春期の瑞々しいやりとりが昔を思い出させます。

お姫様抱っこは女の子にとって憧れなのでしょうかね。
スケートリンク上で支えられる花野井くんの細マッチョぶりに驚愕です。

きっと順風満帆とはいかないだろうけど、二人の行く末を見守りたいなと思わせてくれる良い導入でした。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 花野井くんと恋の病  花野井くんと恋の病(巻感想)  森野萌 

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