『とんがり帽子のアトリエ』7巻 感想
2022/09/10 Sat 23:56:11 [edit]
「とんがり帽子のアトリエ」7巻のネタバレ感想です。
ずっと伏せられていたキーフリーの過去が明らかに。
予想以上に本人に対して重い内容で意表を突かれました。
何となく家族や大切な人を奪われたのだと思っていましたから。
過去と未来の両方を奪われるのは辛いなんて一言で片付けられるものではなく、ついついキーフリーが暴走してしまうのも仕方がないのかなと思わされました。
その一方で弟子たちを想う気持ちに偽りがないことが分かって一安心。
つばあり帽の足跡を辿るためにココを利用しているのではないかと少々不安だったんですよね。
オルーギオの株が上がりっぱなしで怖くなります。
以前にも語りましたけど、良い奴すぎて物語から退場してしまうのではと不安になるぐらいに描き方に贔屓が見られるんですよね。
領主からの依頼を巧みにこなし、市民からの要望に応えて、親友に手を差し伸べる。
まさに先生と呼ばれるのに相応しい人物です。
「馬鹿やらかしそうな時は止めてやる」とか「お前を助けさせろ」とか一々台詞が格好良い。
こんな友が居てくれたら、どれだけ救われるやら。
それにもかかわらずキーフリーがオルーギオの記憶を消したのはショッキングでした。
親友と呼んでくれる相棒がいるのだから頼っていいはずなんだけどなぁ。
一体キーフリーは何がしたいのか、新たな謎が生まれました。
魔法使いの登場人物も増えてきていますね。
リチェの兄であるリリフィンが綺麗すぎて美少女かと思いました。
ベルダルートの元にいたんですね。
オルーギオを師兄と慕うハイハートが最後に見せた眼差しが怖い。
その弟子であるジュジーも含めて今後、山場に出番がありそうですね。
テティアが「テティーン」「ティッティリティーン」ってオノマトペを引っ提げるコマが面白可愛い。
相変わらずこの娘は平和の象徴的な存在だなぁ。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: とんがり帽子のアトリエ とんがり帽子のアトリエ(巻感想) 白浜鴎
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