『とんがり帽子のアトリエ』3巻 感想
2022/07/18 Mon 22:50:58 [edit]
「とんがり帽子のアトリエ」3巻のネタバレ感想です。
表紙絵はキーフリー先生。
弟子のマントとは異なる配色で、これなら大の男でも似合ってますね。
そんなキーフリーは弟子を指導していかねばならない立場なのに、ちょっと危うい匂いが漂っています。
つばあり帽との因縁があるようですが、ノルノアの記憶を消してまで一人で秘密裏に辿ろうとするのは暴走していると言わざるをえません。
先生ポジションのキャラが道を誤りそうなのは比較的珍しいなー。
ココたちを真っ直ぐ育てて欲しいので、キーフリーには育成に力を注いて欲しいのですがね。
リチェの「子供のこと子供って名前の生き物だと思ってて 人間扱いしない大人… きらい…」という台詞は胸に響きます。
人の話を聞こうとしない人は大人も子供も関係なく嫌いです。
しかし、リチェ自身もやりたくないことはやらないと公言するような性格ですし、なかなか気難しそうですね。
テティアは周囲を幸せにしてくれる娘だなぁ。
ありがとうの返事でありがとうを言葉にして伝えられるのは、シンプルながらにとてもいいと思う。
ツインテール用のとんがり帽子を被る日が来たら、世界はきっとハッピーだね。
魔警団は主人公側からすると横暴のような態度に見えましたけど、規律は確かに必要なもの。
好き勝手にやっていたら、それこそ魔法の存在なんて簡単に明るみになるでしょうしね。
後半は風邪で倒れたココの話。
まだ幼いココには悪夢でうなされても仕方がないことが続いていました。
明るい前向きさが売りなところもあるので、気付きにくかっただけでしょう。
タータが罹る銀彩症っていうのは、たとえ魔法使いでなくても辛い症状ですね。
そんなタータに新たな可能性を見出させたココは、やっぱり発想力が素晴らしい。
結果的に、母親の石化を治すキッカケも掴んだわけですし、着実に成長していってますね。
試験の多さからしてまだ先は長そうだし、更につばあり帽からの邪魔も入るだろうけど、挫けず頑張って欲しい。
そういえば、タータまでココの噂を耳にしているましたね。
きっと伏線だろうと思っていたけど、まさか裏はないってことないよね。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: とんがり帽子のアトリエ とんがり帽子のアトリエ(巻感想) 白浜鴎
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