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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『青のオーケストラ』5巻 感想 



青のオーケストラ」5巻のネタバレ感想です。

母親が倒れたと同時に聞かされた佐伯からの真実。
競い合うライバルであり友人と思っていた相手が、実は忌み嫌う父親の不倫相手の子供だったなんて冷静になれという方が無理です。
抱えきれない感情で性格が歪んでもおかしくありません。

そんな時に偶然出会えたのが武田先生で良かった。
まさにこういう人のことを恩師というのでしょうね。
涙を流す青野を胸に抱き寄せて頭を撫でる先生の懐の深さに惚れてしまいます。
こんな格好良い大人になりたいと憧れさえしますね。

武田先生と律子に進むべき道のヒントを貰った青野が即行動できるのも若々しくて羨ましい。
共に過ごした部活の日々は嘘偽りのない時間。
大事なことは拗れないように本音でぶつかり合うこと。
青野も佐伯も恐る恐るといった感じでしたけど、一番伝えたいことを話し合うことができたみたいで良かったです。

それにしても登場人物が多くて覚えきれませんね。
主要キャラである1年生は分かりますが、先輩の名前とパートが一致させるのが大変です。
部長の立石のエピソードは等身大の高校生を描いた夏の一日って感じで、これはこれで青春だなと感じました。

ハルが青野の一挙手一投足に慌てる姿が可愛らしい。
恋する女の子を応援したいけど、青野と律子の相性の良さも抜群だしなぁ。
どちらも好きなので困ってしまいます。

山田が佐伯と出会った頃の回想は印象に残りました。
職人っぽい父親の「他人を理由に辞めるのは許さねえぞ!」という台詞は胸に響く。
何かを諦める時って、自分を守るために外的要因を探してしまいがちですからね。

しかし、佐伯の演奏はどうして同士たちの心をへし折るのだろう。
感動的な音楽なら聴き惚れたり、自分も真似したいと思ったりしそうなものなのに、何故か佐伯に限っては青野もハルも山田も凹みっぱなしです。

青野が覚醒する第34話「ユーモレスク」が素晴らしい。
改めて言いますけど、絵に音を乗せるのが巧過ぎる。
穏やかで、でも少し寂しげな空気感。
ふいに訪れる急変と戻ってくる晴れやかな間。
時の流れを肌で感じさせるような表現力は圧巻の一言。

見所が多い一冊でしたね。
次回以降の演奏会を期待させてくれます。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 青のオーケストラ  青のオーケストラ(巻感想)  阿久井真 

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