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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『ちはやふる』34巻 感想 




ちはやふる」34巻のネタバレ感想です。

夏の大会が終わり、日常が戻ってきた瑞沢かるた部。
太一が部のメンバーと一緒にいるだけで嬉しくなります。
同じ学校なので、描かれていないところでは交流あったと思われるのですが、作品内では絶交したかのように絡みがなかったですからね。

奏が肉まんくんにお礼を伝えるのは趣深い。
告白してくれたこと、告白を嘘だと嘘ついてくれたこと。
感謝してると言うのは蒸し返すみたいで憚れたと思いますが、肉まんくんの心が少しでも晴れたなら良かったです。

その流れで机くんが涙と共に想いを吐露するシーンは反則的。
友達と過ごした青春は本当に羨ましくなるくらい濃密でしたね。
連れ出してくれた千早には一生感謝し続けるだろうなぁ。

受験シーズン真っ盛りなのにクイーン戦に出たいと懇願する千早。
そんな千早に対して、母親の「子供には高確率で幸せになってほしいのよっ」という台詞が非常に胸に響きました。
きっと多くの親が同じような気持ちを抱いているのでしょうね。
大学進学すれば無条件で幸せになれるわけではないけれど、確率を上げられるのは確か。
母娘のどちらの気持ちもよく分かりますし、正解なんてないと思います。

須藤の語る夢は実に彼らしくて、大胆でデカイ野望ですね。
俺様キャラで不敵な笑みが似合うタイプでありながら人情を大事にするギャップがたまらなく魅力的で、初期から登場しているのに強敵であり続ける良いキャラになりました。

独りで強く育ってきた詩暢にも変化の兆しが生まれています。
人は人と交流することで気付くことがあったり、成長することがあるはずです。
彼女にもクイーンとして一皮むけた上で、千早の前に立ち塞がって欲しいなと思います。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ちはやふる  ちはやふる(巻感想)  末次由紀 

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