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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『青のオーケストラ』4巻 感想 



青のオーケストラ」4巻のネタバレ感想です。

表紙のハルが可愛い。
事あるごとに青野のことを気にする彼女をついつい応援したくなっちゃいます。

原田先輩の格好良さは毎回更新されますね。
初合わせで音がバラバラな状態をアイコンタクトや身振り手振りでまとめあげるのですから大したものです。
鮎川先生が指揮者として調整できそうなものですが、あえて信頼するコンマスに任せた節もありましたね。

町井先輩好きだなー。
やることなすこと派手な原田先輩の格好良さとはまた違い、親身になって寄り添ってくれるこれまた上級生の理想像の一つだと思います。
出しゃばらず、大事なことを考えさせて気付かせるのってなかなか難しくて簡単には出来ませんよ。
青野にとって町井先輩からもらった言葉はずっと残り続けることでしょうね。
こんなの当事者だったら尊敬だったり、恋愛感情に変化してもおかしくないですよ。

「新世界」の1stヴァイオリン席順の紹介である程度顔触れが分かるようになっていました。
青野と佐伯はコンマスの真後ろという特等席でしたが、ハルも1年生でありながらしっかり選ばれています。
そんなハルでも実力差を痛感ほど佐伯は凄いようですね。
更に言えば、青野の方が一枚上手だと思って読んでいたので、青野自身が敗北感を抱いたのは意外でした。

先輩たちの演奏を見聞きするだけで直ぐ様に吸収できる強み。
ライバルには出来て自分には出来ないというのは悔しいだろな。
一度楽器を手放したことを後悔してしまうのは仕方がない気がします。
でもこれから先も音楽から離れていた期間があるということは、どこまで行っても付いて回るんでしょうし、気持ちの折り合いをつけないとしんどいと思います。

そんな焦りともいえる空回りの中で起きる事件。
青野の母親が倒れるというショッキングな展開でしたが、大事には至らなくて本当によかった。
この作品において鬱展開は望んでいませんからね。

母親に無理をさせていると息子は捉えていますけど、あまりそういった描写はないので実際のところはよく分かりません。
離婚後の経済状況に苦労しているようには見えないんですけどね。

友達に自分のことを話すのに勇気っていります。
青野の告白だけで終われば良い友人関係を築けているなって話で終わるのですが、如何せん佐伯が語る事実が重過ぎる。
子どもたちには全く責任がないのに複雑な心境になってしまうのが辛いな。
母親が倒れた直後でこの話を聞かされるのは、さすがに酷でしたね。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 青のオーケストラ  青のオーケストラ(巻感想)  阿久井真 

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