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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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であいもん アニメ第4~5話 

であいもん」アニメ第4話と第5話のネタバレ視聴感想です。

ここからはアニメ1話につき原作2話分を詰め込んでいます。
おかげでだいぶカットされたり改変されている部分が増えました。
アニメだけ観ていたら気付かないくらい構成と脚本が優れていて、見事だと思います。
一方で、その後に原作を読むと更に深みを得られるので、アニメ気に入った人は是非漫画もお勧めします。

第4話「風青し/暑気払い」


前半は原作3話より、咲季君の女装バレ回。
実は原作では美弦ちゃんや佳乃子より早くメイン回を貰っていたんですよね。
あちこちで落し物をする姿を見ていたら、周囲にバレるの時間の問題だっただろうなと思いますね。
女装していても声は作っていないというのは、意外と珍しいタイプじゃないでしょうか。

後半は原作7話より、一果と佳乃子の水着回。
ロリ少女の水着には興味ないけれど、綺麗なお姉さんは別です。
心持ち原作より胸盛っているように見えますね。
大きいは正義だと思っている人がアニメ制作班にいるようですが、その心理は否定はしませんよ、ええ。

ラストの着替えシーンの会話内容、原作では帰りに寄った温泉で語られています。
何故この描写をカットしたのか、これだけは勿体なかったですね。


第5話「おしょらいさん」


前半は原作8話「三夏三様」より。
この回のアニメ化をずっと待っていました。
原作2巻の感想でも書きましたけど、本当に大好きなエピソードです。

これは神回といって差支えないでしょう。

女子高生の美弦ちゃんと社会人の佳乃子が表面上で親しげにしつつ水面下で和を巡って争う中で、間に挟まれた小学生の一果が気を遣うという構図がたまらなく面白い。
バラエティに富んだ焦り顔を披露してくれる一果が可哀相で可愛い。
複雑な表情で額に汗を流したり、目をまんまると広げたり、話題を変えるのに必死だったりとメッチャ楽しい。
欲を言えば「お参りでもして落ち着きませませんか?」と提案して美弦ちゃんと佳乃子に「落ち着いてるよ?」と反論されるシーンも見たかったな。

女子高生相手に無自覚でマウントを取ろうとする佳乃子。
「大丈夫?」と声かけられて「何が?」と真顔かつ食い気味で返事する美弦ちゃん。
女の争いの恐ろしさを特装席で味わう一果。
まさに三者三葉というか、一果だけ外れクジ引いたというか。
不憫ですわー。

そして最後の1分半、美弦ちゃんと佳乃子の本心を知ってしまう一果のシーンが最高でした。
誇張表現なしに軽く10回以上は繰り返し観てしまうほどのお気に入り。
内容はもちろん原作読んで知っているのですが、演出がもう素晴らしいのなんの。
美弦ちゃんの計算高い発言に環境音が無音となり、一果の「ふぇ!?」って短い息の詰まる音だけが響く見せ方はアニメならではの演出が光りましたね。
その後の軽快なBGMが楽しげなのが逆に恐ろしい。
幼少期の思い出で鬼に泣かされた記憶と重なる場面も完璧で、いやーいいものを見せてもらいました。

後半のいい話が薄れてしまうほど、前半のインパクトが絶大過ぎましたね。


テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: であいもん  であいもん(アニメ話感想)  2022年放送開始アニメ 

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