『愛してるゲームを終わらせたい』1巻 感想
2022/05/03 Tue 23:07:25 [edit]
「愛してるゲームを終わらせたい」1巻のネタバレ感想です。
サンデーうぇぶりにて連載されている堂本裕貴先生によるラブコメ最新作。
うわー、こういうの大好物です!
「愛してる」と言葉にして相手を照れさせたら勝ちというゲーム。
実は両想いなのに負けを認められない男女が意地を張るというラブコメで、まさしく題名通りの内容です。
必死で隠しているつもりの主人公・優希也とヒロイン・みくが愛おしく、そしてもどかしい。
歯が浮く台詞を連発する二人に読者側もカラダがよじきれる勢い。
もうね、ウズウズしてたまりませんよ。
幼馴染みの甘酸っぱい青春が現在進行形で埋め尽くされています。
これ、将来思い出して悶え死ぬやつですね。
相手を屈服させたいという構図は「かぐや様は告らせたい」に似てます。
大きな違いとしては、年がら年中、愛の言葉を囁き合う関係でお互いの攻撃力が強過ぎて常にノックダウン寸前ということ。
個人的には大好きな作品ですけど、鳥肌が立って読めないという人がいてもおかしくありません。
優希也が陰キャから見た目だけ高校デビューしたのに対して、みくは陽キャなので基本的に男が劣勢の構図となっています。
っていうか、入学前からSNSで交流を深めて友達を作るなんて本当にするの?
怖い時代だなぁ。
とにもかくにも、みくが可愛い。
みくを天使だと錯覚する優希也の瞳とシンクロせざるえません。
こんなに可愛い女の子がいたら、周りの男子は放っておかないぞ。
照れたりハニかんだり、全部のコマが可愛いくてついつい目が止まってしまいます。
一方で優希也の空回りはイタ面白い。
少女漫画を参考にしたデートプランが色々と酷い。
ドキドキではなく羞恥心という意味で恥ずかしがるみくは結構頑張ったと思いますよ。
とはいえ、優希也はみくのためにコストをかけて必死になったわけで、決して嫌いにはなれませんね。
巻末おまけ漫画は中学卒業式の帰り道エピソード。
後輩から贈られた花やプレゼントを両手に抱えた状態で、汗だくになって優希也を追いかけるみくが見所です。
同じ流れが続いているだけのにずっと楽しい。
できるだけこのまま近距離ラブコメが続いてくれることを願います。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: 愛してるゲームを終わらせたい 愛してるゲームを終わらせたい(巻感想) 堂本裕貴
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