『銀のニーナ』15巻 感想
2022/03/30 Wed 23:40:06 [edit]
「銀のニーナ」15巻のネタバレ感想です。
結局、形としては出戻りになった修太郎。
東京へ行って気付いたようですが、さすがに遅すぎますね。
もちろん実際その状況になって初めて思い知ることもあるとは思うんですよ。
巴のことが一番大事だったと気付くキッカケとなったのはいいんです。
個人的に引っ掛かるのは、東京へ行く目的が曖昧過ぎたこと。
14巻の感想でも言いましたけど、気持ちを整理のためという理由で巴や吉岡を振り回すのはアラサーがすることではないでしょう。
巴の両親も納得したんだろうか。
とまぁ小言はこれぐらいにして、二人が共に歩むことになってくれて嬉しいです。
プロポーズがキャベツ畑の中心で愛を叫ぶことになったのも、この二人らしくて良かった。
巴がツッコミ入れたように、半袖短パンの男が農作業服の女性に告白するのは何とかならなかったのかと思わないでもないですけどね。
最終巻の半分は修のホームシックを描いた内容で、最終回に向けての溜めになっています。
その割には最終回があっさりしすぎているので、若干物足りなさはありますね。
後日談がなければ味気ないところでした。
特別編その1は中学2年生になったニーナの話。
妊婦になった巴と畑で働く修の姿も垣間見れて、やっと幸せな二人が見れて良かった。
アリサやマコトとも仲良さそうで、最終回後も地続きの物語が綴られているので安心しました。
ラストエピソードとなる特別編その2は高1になったニーナが夢を掴もうという話。
165センチまで伸びたニーナはモデルっぽく綺麗になりましたね。
でも中身は小学生の時のままで、良い意味で純真。
結局この作品の雰囲気は、ニーナのピュアな心で成り立っていたんだなというのが分かります。
北軽井沢のスローライフ、面白かったです。
真似できるものならしてみたい平和で羨ましい世界が詰まっていました。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: 銀のニーナ 銀のニーナ(巻感想) イトカツ
« チョコボGP 3週間プレイした感想
『ちはやふる』29巻 感想 »
コメントの投稿
この記事に対するコメント
トラックバック
| h o m e |